再度笑む(桜彩)
アイマスSideMの北海道公演の延期が決まった。
「THE IDOLM@STER SideM 6thLIVE TOUR ~NEXT DESTIN@TION!~ Side HOKKAIDO」 開催延期についてのご案内 #SideM #SideM6th #idolmaster https://t.co/5QMUUKAWi1
— アイドルマスター公式ツイッター (@imas_official) 2021年8月18日
キャストの感染者も相次いでおり、今後の状況によってはリハーサルがクラスター源に認定される可能性もある。大事に至りませんように。
虎以外
中島敦の『李陵』を読んでいた。
漢文チックな文体や中国の固有名詞が元来とても苦手なので冒頭で心底嫌な気分になってしまったが、情景描写(本当に素晴らしい)と行軍の解説(疲れる)に終止しがちな第1章を超えると、司馬遷、李陵、魏武の執念と矜持に圧倒されてしまった。あくまで『史記』が下敷きであることを前提とした、乾いたラストも素敵。
いわゆる名作文学をあまり読んでおらず、小学生から今まで筒井康隆と坂口安吾と小林泰三しか読んでいないと言っても過言ではない人生を送ってきたが、そのことを後悔こそすれ恥じる必要はないという気持ちが最近はある。今後も適当にノリで名作に手を出し、新鮮に驚き、インターネットに書き殴ろうと思う。
岩波文庫版はこのほか『弟子』教科書のアレである『山月記』円城塔じゃない方の『文字禍』などが所収されている。
音楽
Rhapsody - Symphony of Enchanted Lands
1998年作。おそらく代表作。一気に話題のIQが下がっちゃったな。小学校高学年の頃、リリースされたばかりのベストアルバム「Tales From The Emerald Sword Saga」を友人の兄から借り、一瞬で魅了された。MDとCD-Rにダビングし、数え切れないほど聞いた。大学生になったあたりで「メロスピ/シンフォニックはもう良いかな……」と距離をおいてしまったが、先日ブックオフでこのアルバムを見かけた瞬間、子供部屋でMDプレイヤーの前に正座して聞いていた日々が胸に去来し、即座に購入。
とにかく「Emerald Sword」が有名だけど、次曲の「Wisdom of The Kings」も良い。全体的にフォーク・メタル調でギターソロパートはもはや失笑ものだが、サビの熱さはトップクラス。先達の何かを再生産するつもりのない馬鹿音楽には、笑いだけでは処理できない圧倒的な魅力がある。
ランディ
誕生日だった。