ウゴガベ

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20210830+簡易音楽レビュー

シャニマス

 書いている現在、まだ進行中のTwitter企画。背景を想像させられるツイートが多くて楽しい。雛菜の、ネットリテラシーが高く最低限の仕事感を残しながらも我を抑えた感じは微塵も見せずパーソナルな情報も小出しにする感じ、市川雛菜という人物がよく分かる上に「良い芸能人のTwitter」という感じで良い。

メタ的な話としても、社長、小糸妹、透母といったキャラクターを小出しにする"現実の俺たち"への目配せを忘れない。

 

【日記書き上がる直前に追記】

 

 

―― などと観測者ぶっていたら物凄いことをされてしまった。「天塵」が純粋に楽しい思い出として彼女の中に残っていることが嬉しい。

そして、この写真がいくら拡散されようともこの瞬間のやけっぱちの青春を知る人は、世界でたった5人しかいないのだ(我々はここでいう"世界"の住人ではない)。これだけ、人が自身の見る世界や経験を共有する方法に満ちた世界でも、"現実"というものは凄まじく力強くて素晴らしいな、とかなり素直に感傷的になってしまった。ギャルゲー(広義)のいち企画なのに……。

 

音楽

波物語

NAMIMONOGATARIの大炎上、当初は「ベテランへのリスペクトも持たないぽっと出の若手が調子に乗ったワンシーンが拡散されているんだろう」と思って動画を見たら、ラッパーに煽られたノーマスクの観客たちによる「人殺すかラッパーになるかだ!!!」の大合唱。BADHOPお前……。

 

Dream Evil - United

2006年4th。暑苦しいパワーメタル。リリース当時、本作収録のBlind EvilのPVをYoutubeで見ていたく感動したのだけど、田舎のCDショップにはなく、通販も当時は親に厳しく禁じられていたので買う機会に恵まれないままいつしか存在を忘れていた。ブックオフで奇跡の再会。

暑苦しさは満点だけど、メロディは一歩及ばずという感じ。思い出のBlind Evilも、今聞くとサビ冒頭の突き抜けるような歌い方以外は琴線に触れなかった。全体的にやや冗長なので収録曲を3曲くらい削って日本盤ボートラPain Patrolを本編に加え入れると丁度いいかなあ、という感じがする。日本盤はボートラ3曲(ちょっとした即興ひとつ含む)に加え5曲入りのボーナスディスクも付く。ボーナス盤の楽曲は結構良い。Dynamiteは正直弱いけど、他は本編に入れても遜色ないかも。

現代から見た物言いなので良くないんだけど、言ってしまえばJudas PriestのFirepowerから円熟味を抜いてHibriaを足した感じです。悪い作品ではないんですほんと。

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Foo Fighters - Sonic Highways

2014年8th。一曲めSomething From Nothingのリフの中であまりにもDio - Holy Diverなものがあることだけが当時から印象に残っていたが、1stがあまり好きではなかったので敬遠していた(一応Saint Cecillia EPとEchoes…も持ってるけどどれも1曲め以外あまり好きじゃない)。デイブグロールの関わった作品で一番好きなのはProbot(デイブが敬愛するシンガー10数人にデイブオリジナルの「本家っぽい曲」を歌わせる最高のバンド)という人間なので当然といえば当然。

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↑ProbotのSMレズまつりPV。

Something From Nothingの上述パートやThe Feast and The Femineの最後、Outside中盤の執拗なリフ→即興風パート、In The Clearで歌メロとユニゾンしたりしなかったりとしなやかなゲスト陣といったように、耳を引くリフのある曲が好き。最終曲I Am The Riverによる、わかりやすくて壮大なエンディングもなんだかんだ言って好き。アルバム全体としてはちょっとかったるいとは思うけどこれはこれで味なのだろう。

1曲毎にアメリカ各地のスタジオを点々とし、各楽曲がその土地を題材にしているらしく、このアルバムの制作だけでドキュメンタリーが一つできているくらいコンセプチュアルな作品らしいので、いずれそっちを見てから聴き直そうかな。

 

労働

ちょっとしたミスをした。大事には至らなかったのだが、あまりに自己分析と合致したミスの仕方だったので「そういうとこなんだよ~~~~~~~~~~~~~~~」とかなり嫌な気持ちになってしまった。でも上記の通りシャニマスの企画が最高だったので精神的に事なきを得た。