ウゴガベ

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20211002日記+簡易音楽レビュー

日記

色々と買い物が届いた。でもこれらを聴くのは少し後回し。

 

飾っていたガンプラを全て押入れに収納。これからは見たくなったものだけ出して飽きるまでデスクに飾ることにする。これでガラスケースが空になった。あとは売るか捨てるだけ……と思ったがいざどかそうとすると結構重い。30kgくらいあるっぽい。急に面倒くさくなってきたな。

 

音楽

Anaal Nathrakh - Vanitas

2012年7th。彼らの作品はこれの他にもう1作聴いたことがあるはずなんだけど、曲の区別があまりつかないバンドなのでどの作品だったかは不明。

このアルバムはパブリックイメージよりかはドラムのスピードが遅い。激爆速ではなく爆速であるという程度の意味だけど。発狂気味でありつつもクリーンボイスも効果的に使うボーカルと、意外とちゃんと展開する楽曲の組み合わせが癖になる。好きなのはThe Blood-Dimmed Tide、To Spite The Face、Feeding The Beastあたりか。まあ大体どの曲も似たようなもんなんでどの曲も好きです。ただTodos Somos Humanos、You Can't Save Me, So Stop Fucking Tryingのようなインダストリアル/スピードコアっぽいドラムアレンジがされている曲はどうもダサくて苦手。

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MEANING - Brave New World

2010年1st。BBQ Chickenほどじゃないにしろフットワークの軽いタイプのハードコアだろうと勝手に思っていたが、聴いてみると、BFMVあたりも想起させるような、スクリーモメタルコアを経由したような叙情ハードコアにラフなシャウトボーカルが乗るスタイル。音楽性自体は好みだけど、メロディの求心力はやや弱い。また、シンガロングパートが多いことで、音楽そのものに入り込むよりもライブの風景をイメージしてしまいあまり集中できず、悪くはないな、という印象にとどまってしまった。歌詞も音楽性に対して妙に内省的というか弱々しくて好きになれない。

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MEANING - Shine Our Journey(浪漫飛行

2012年2nd。前作より音像が若干だが骨太に、力強くなった。彼らは3.11後かなり意識が変わったバンドで、被災地支援に足を運び、2014年のKNOTFES JAPANでは反原発を高らかに叫び、主にメタルファンの保守層に苦い顔をさせた。

今作はそんな意識下で制作されたこともあってか歌詞も聞き手に呼びかけたり決意表明するような感じになっている。曲のメロディも悲痛さが増していてなかなかかっこいい。HEROなんかは効果的なシンガロングパート→叙情HC→SWARRRMみたいな発狂パート→再度叙情HCという曲構成が面白い。和訳詩の相変わらずの「君と僕」感覚は好きになれないが。

MEANING TO BE HEREはこのアルバム唯一の全文日本語詩の曲で、異常なほど熱い楽曲に呼応するように大人数のゲストボーカルが凄まじい絶叫を聴かせる。この1曲のために買ってもいいアルバムかも知れない。kamomekamomeの「手を振る人」が好きな人はこの曲も結構好きだと思う。

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