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20211201日記+簡易音楽レビュー

労働

14時頃に完全に精神が駄目になってしまい、何も手につかなくなった。放心状態と心臓の痛みだけの状態が1時間ほどあり、なんとか適当な用事を作って外出し一呼吸置くことで事なきを得たが、これは今後の展開に目が離せない。仕事のストレスが体に影響を及ぼしやすく、毎年年末から年度末にかけて心労によって心臓が痛みだすと「ウィンターシーズン到来!(吉良吉影の新しい事情)」と思う。

 

音楽

Merzbow - Batztoutai with Memorial Gadgets

(配信も公式動画も見つかりませんでした)

オリジナルのアナログ盤は86年リリース。CD版は再構成したりボーナスディスクがついて93年のリリース。

珍しくコラージュ/コンクレート系の作品。音色の重なり、切り替わりが絶妙で聴いていて楽しい。一時期のラップトップ期の音源から感じ取れる偏執的な丁寧さが、遺憾なく発揮されている。楽曲名やサンプリングの元ネタなんかを考えると思想的背景もありそうだけど、基本的には可愛く跳ね回る音を楽しく聴ける。タイトルトラックの、ローファイな軍歌サンプリングに次第にノイズが重なっていくさまはなかなかのカタルシス。最終局はひりついたノイズの嵐の底に這いつくばる執拗なリフレインが良い!

ただアルバム全体としてのハーシュノイズ要素は良くも悪くもかなり少ない。ノイズまみれのパートもあるにはあるが、どれも中高音主体の切れ味鋭く軽快な音色が主体で、騒音に圧倒される感覚はない。このアルバム自体はとても好きだけど、メルツバウを聴きたいときに聴くアルバムではないかな。

Disc2は後日聴く。

 

V/A - Moving Floor Compilation Vol​.​1

movingfloor.bandcamp.com

一曲め(せだい - 花火)のこういう空気感が好きな人、いるでしょ。ブッチャーズ的な。最後のSPOILMANのスカスカなのに重苦しいリフが良い。このバンドは既発の2枚のアルバムどちらも面白い。Jesus Lizardとかが好きな人におすすめ。