1229日記
旅行。廃校を改装した半分合宿所、半分ホテルのような宿(ホステルと呼ぶんですね)のドミトリーを貸し切り、友人と酒を飲みながらボードゲームをやっていたらプレイ時間が4時間以上に及び、プレイ終了後に倒れるように寝た。
やったのはこれ。フィギュアの出来もよく(ショゴスキモすぎ、ハスターかっこよすぎ)、シナリオも複数あってやりがいがある。共通ルールはシンプルだがシナリオごとのサブルールも絡むと多少混乱する(ターンの順序を正しく処理できていればそこまで困らないがおねむの酔っぱらいにそんなことは期待できないのである)。今回はルールの勘違いもあり邪神と刺し違える形での辛勝となった。
アナログゲームの面白いところは、ある程度ルールを勘違いしていた場合でも、その勘違いを作品世界の理として物語を進められることだ。間違ったままにある程度ゲームを進めてからプレイの違和感に気づき、ルールブックを改めて熟読して間違いに気づく。そこでプレイヤーたちには「正しい処理をしたらこうなっていたはず、という盤面にしておこう」「こうなった以上はこの状況を保持して、次から正しいルールで進めよう」「この状況は保持するが、これまでの過ちとバランスをとるために次のプレイからオリジナルルールを導入して調整しよう」などの選択肢が自由に与えられる。ゲーム側の意思とプレイヤー側の意思との上下関係が曖昧なところに、ゲームの良し悪しを超えたコミュニケーションツールや娯楽としての旨味がある。
あ~~~楽しかった!
1230日記
旅行からの帰り道での昼食後、まるでひどい二日酔いのような体調不良に陥り小一時間ほど動けなかった。理由を友人と分析したところ以下の結果に落ち着いた。
・そもそももともと朝食を食べるタイプではない。
・それなのにおめざにみかん(薄皮が消化に悪い)、朝食に大量のバゲットを食べていて胃の負荷がデカかった.
・更にカフェインジャンキーなのに朝のコーヒーを飲み忘れて頭痛に苛まれていた。
・トドメに、昼食には天ぷらをしっかり食べた。
羅列するとそこそこバカだな……恥ずかしい。
明日は帰省予定だったが、悪天候だった場合は中止とすることにした。喪中だから行っても別に楽しいことはないし。でも実家の猫と結構な年齢の祖父母には会いたいんだよな~。
今年聞いた音楽振り返り
新譜ベスト記事も旧譜ベスト記事も今年中には書けそうにない気がする!!!ので念のため、それぞれについてぱっと思い浮かぶのだけ上げておきます!
2021年新譜ベスト
Carcass - Torn Arteries
上記記事参照。過去作に比べかなりドライな作風だけど、自分たちらしい露悪と諧謔をしっかりと聞かせながらもNWOBHM~現代メタルを総括したような懐の広い音楽でもある。まだまだ聞き込みたいとずっと思わせてくれる。
SPOILMAN - SOLID GREEN
上記ブログ参照。1st以上に研ぎ澄まされた無味乾燥グルーヴが癖になる。最後のタイトルトラックは本当に素晴らしい!
宇多田ヒカル - One Last Kiss
新エヴァの3曲が単純にめちゃくちゃ好きなんです。
THE IDOLM@STER FIVE STARS!!!!! - VOY@GER(シャイニーカラーズ盤)
映像も素晴らしいけど、音楽単体でも好き。なぜシャニマス盤かというと浅倉透ソロが似合いすぎているため。
2021年に聴いた旧譜で良かったやつ(順不同)
YOB - Clearing The Path to Ascend
滅茶苦茶ドラマチックなドゥームメタル。沈み込むような重さと凄まじいスケール感が両立。
40 Below Summer - The Mourning After
典型的なゼロ年代ニューメタルのいいとこ取りサウンドだけど、本当に良いところを全部詰め込むことに成功している傑作。音作りも完璧に近い。頭2曲で心を掴まれた。
Moment Joon - Passport & Garcon DX
2020年リリースで良いのかな?新たに先人の言葉も込められたTENOHIRAを聴くと、"コンシャス"なんていう社会とラッパーの構図に落とし込んだ言葉で批評する前に、まずは社会と私の物事として捉えなきゃな、と襟を正す。
Invictus - The Catacomb of Fear
近年のデスメタルの中でも頭一つ抜けた快作。デス/スラッシュの混合度合いを自在に操った楽曲が並び、最後のタイトルトラックは最高のリフと最高の展開によるデスラッシュ。
La'cryma Christi - The Scalpture of Time
なんだかんだで聴いたことがなかったけど、極上のV系仕立てプログレロックに度肝を抜かれた。「V系なのに変拍子とか使ってて凄い!」ではなく、ちゃんと美しいメロディと完全に調和している。ファルセットはキモいと思う。
Cannibal Corpse - Torture
旧作より少しシンプルになった結果、展開やリフを覚えやすくなり、印象に残る楽曲が増えた。1曲目はデスラッシュとしてかっこよすぎ。
Nawabs of Destruction - Rising Vengeance
上記記事参照。最後の曲の評価が8割です。
Soilwork - The Predator's Portrait
上記記事参照。アルバム全体でいうとキャリアの中で一番好きなアルバムかも。
Gridlink - Longhena
上記記事参照。衝撃度で言うと今年のTOP。
Pestilence - Consuming Impulse
上記記事参照。この世のありとあらゆるデスメタルの中でNo.1と言っても良いかもしれないくらい。