劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト 感想
観た。すごい映画だ。ざっくりとした感想は昼にツイートしたとおり。
劇場版スタァライトを観た…
— 阿部 (@abeimas) 2022年1月3日
本筋とかメッセージ性はかなりシンプルと言うか、一種の陳腐ささえあるのに完全にねじ伏せられちゃった
本筋との関係が薄いところのベストシーンはバナナのガーゥです
— 阿部 (@abeimas) 2022年1月3日
あとこれは批判じゃないんですけど、アニメ見終わったあとに抱いていた「ストーリーライン上、ここから映画作ったって蛇足じゃないのか…?」という考えは大まかには当たっていたなと思った
— 阿部 (@abeimas) 2022年1月3日
ストーリー上蛇足でもキャラクターたちに思うところがあるのなら、それは映画を作ってでも解決する価値がある
あと劇場版スタァライト、電車が映るシーンで弦楽器によるミニマル音楽が流れていると「Different Trainsか!?」って思っちゃうね(違いました)
— 阿部 (@abeimas) 2022年1月3日
天堂真矢の目指す目標を真っ向から否定してエゴをぶつけまくってあの世界一可愛いセリフを引き出させたクロちゃん、いい女すぎる
— 阿部 (@abeimas) 2022年1月3日
この映画のすごいところは、ストーリー自体はまったくもってシンプルなこと。「人生という大舞台」なんて言葉はこれまでも言い尽くされてきたものだし、ストーリーも極端に言えば野球部の仲良しバッテリーと周辺メンバーを題材にしても成り立つものだ。結局は進路の話だし。それを、舞台少女たちの持つ「本気度」と、それを求めるキリンと、それに応える舞台によってここまで圧倒している。作品的には全くの蛇足なんだけど、「少女たちは本気で悩んでるしちゃんとケリつけようとしとるんじゃ!!!てめえもキリンの一員としてちゃんと見んかい!!!」という気迫があり、事実それは正しい主張なのだ。
シャニマス
イベントシナリオ「#283をひろげよう」
読んだ。雛菜が、めぐるや千雪のハングリー精神から、あくまで他者は他者という割り切り方は堅持しつつも発展的な将来を展望するようになったの、嬉しいな。
あとメインの雛菜とめぐる、千雪と樹里といったなかなか絡みそうで絡まない二人のコミュニケーションがたくさん見られてよかった。
SS
オタクの文章をTwitterとpixivに投稿。イメージからアウトプットに至る中で色々と削られ過ぎだなと反省。アウトプットという精神的作業に耐えられないくらいには怠惰なメンタルを治していきたい。あと、イメージ元となる楽曲名を明記はしたけれど、もっと楽曲抜きで細かいニュアンスが伝わるようにすべきだったかも。もとの良さに依存しすぎた。
あと、それを書いている間知ったことで、元ネタ曲は小学生の頃から「ファンは知ってる最強アルバム曲」みたいなイメージで愛聴していたんだけど普通にアニメのタイアップ曲だったらしい。知らなかった……。インターネットに触れる以前から大好きだったもの、インターネットで情報を調べながちだ。
音楽
Cannibal Corpse - Vile
このバンドの初期~中期は2003年リリースのボックスセット15 Year Killing Spreeのベスト盤でのみ把握していたので、なんだかんだで2003年以前のフルアルバムを聴くのはこれが初めて。
ベスト盤収録の楽曲(Devoured by Vermin、Disfigured、Monolith)はカッコいいけど、他の曲はそんなにだな……。ドロドロ感、複雑さ、勢いのバランスが良いけど、その分それそれの要素の良さを堪能するには至らない感じがする。上記3曲はとにかくリフが良いです。他で言うと、Perverse Sufferingの、ドラムがブラストして弦楽器が全員タッピングしているアホみたいなパートがかなり印象的で面白い。
BLM運動にも共鳴しBlack Powerviolence(パワーヴァイオレンスというのは緩急のエグすぎるハードコアみたいなやつです)を掲げるバンドZuluのMV。MVの作りが完全にヒップホップ系なのが面白い。強烈な曲展開とは一見ミスマッチにも映るけれど、ストリートの怒りを音楽にもヴィジュアルにも乗せるとなると、むしろこのほうが自然な態度なのかもしれない。