花
ノリで生け花の展示会に行った。
当初は「なんか正月っぽい……」「水がある」「なにこの花」「横に広い」などと言っていたが、進路の中ほどに初心者向けの鑑賞の手引が置いてあったため、後半はかなり面白く見れた。門外漢が行きやすいイベントがあればまた行ってみたい。なお、華道の世界ではSNSに作品をアップロードする際なるべく作者名を写してほしくないらしい。はえ~。
面白かった作品。記事編集画面の時点では画質が妙に悪い。はてなブログにスマホから画像をアップするときの最適解がわからない。今回はフォトライフを経由している。
2枚め、レヴュースタァライトっぽくないですか?作者も若い方の気配(所属が「青年部初等科」だった)がしたのでひょっとすると……と思っている。カスのオタクなので。
音楽
今までは視聴リンクとしてBandcamp>Spotify>Youtubeにしてたけど、昨今の企業側、ミュージシャン側の動向を鑑み、Spotifyは選択肢から外します。
NOISE - 天皇
工藤冬里/大村礼子のユニットによる作品。わかりづらいけどユニット名がNOISEでアルバムタイトルが天皇。1980年リリースで唯一のアルバム。日本のノイズや即興演奏系が好きな人には有名な作品のはず。
工藤のオルガンドローンと散発的なドラムに、大村の音程がほとんど変化しないボーカルと無愛想なノイズギターなどが絡む。楽曲の主軸になるのは優しいんだか不穏なんだかわかんない音を鳴らし続けるオルガン。ボーカルはあまり好みではないタイプ。歌詞も「昔のサブカル」的な思わせぶり感がある。しかし、オルガンの雰囲気がとにかく素晴らしく、それだけで聴く価値があると断言できる。
陰猟腐厭との一部楽曲とも似た雰囲気がある。
Peter Gabriel - Peter Gabriel Ⅲ(Melt)
Genesisのあの人のソロ。1980年3rdアルバム。GenesisはFoxtrotとInvisible Touchしか知らない。
めちゃくちゃ良い!無機質でポストパンク風のIntruderがまずかなりツボ。そしてFamily Snapshot!途中まで緊迫感のあるクライムサスペンスを展開し、ラストにその過去編を持ってくるという歌詞構成と、それに呼応するようにヒートアップ/クールダウンする楽曲が素晴らしい。特に'cause I'm Alive!からの上がりっぷりは興奮する。ラストのスティーヴ・ビコに捧げたBikoは曲も力強いが、歌詞で泣かされてしまった。
You can blow out a candle, but you can't blow out a fire. Once the flames begin to catch, the wind will blow it higher.
And the eyes of the world are watching now, watching now
まあ、世界の現状を見るに「マシにはなったけども」としか言えない悲惨さなのは笑えないが。
この曲、昨年が40周年ということでPlaying For Changeプロジェクトにて演奏されているが、歌唱はこっちのほうが好み。張り上げるように歌うアルバム版と違い、語りかけるような歌い方が素晴らしい。あとヨーヨーマのチェロがめちゃくちゃ良い仕事をしている。
あとこの映像、南アフリカのコーラス隊の後ろで現地のこどもが踊っている一瞬が映るんだけど、なぜだかものすごく美しく感じられ、楽曲の素晴らしさも相まって結構泣いてしまった。
eifonen solo voice
— eifonen_music 12.29 3rdアルバム公開 (@EifonenM) 2022年1月9日
1.8.2022 at 阿佐ヶ谷天
にゃんちょんちょん
とは…? pic.twitter.com/1rEIyOU2RS
ボイスパフォーマンス。異様な肺活量と強靭な喉と幼稚なワードセンスでサンプリングループのようなフレーズを生み出し、更にそれをうねるように変化させグルーヴを生む様が素晴らしい。
romannumeralrecords.bandcamp.com
購入悩み中音源。ノイズ&ハードコア&ストーナーメタルという感じで面白い。