ウゴガベ

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20220311日記+簡易音楽レビュー(聖飢魔II)

日記

自販機でお茶を買ったらお釣りだけ出てきた。

3.11から11年。忙しかったが十数秒黙祷をした。まあ今日は一日心ここにあらずで昔のことを考えていたので、実際は十数時間黙祷していたとも言える。昨年は地元の追悼式典に車で行ったところ、道中で車がエグい壊れ方をして死を覚悟した記憶しかない。今年のほうが仕事で忙しかっただけなのでまだマシと言えるのかも。
明らかに11年前のあの日の津波から日没までの数時間に自分の人生観や死生観が変化、そして固定されたという自覚がある。それは私だけではないのだろうし、両親が反ワクチン系のアレになったのも元をたどるとあの日のせいだ。最悪~~~

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コレ、経験則で言いますけど正解は「地面とスコップ」です。

 

良いインターネット

田舎に住んでいるので「ビジネス町中華」という概念にまずウケている。薄利多賣半兵ヱの中華版的な?

 

音楽

聖飢魔II - 恐怖のレストラン

1992年7th。アルバムをちゃんと聴くのは何気に初めて。
結構、いやかなり好き。「聖飢魔IIの中で一番ハードでヘヴィ」みたいな評価が多いけど、どちらかというとJudas Priestが80年代後期にやっていた試行錯誤を総括して「オカルティックなジャパメタ」のフィルターでまとめたという感じがする。
ミドルテンポ楽曲のリフが良いのがツボ。とくに一曲め「鬼」の人間椅子的な和風ドゥームリフ、最終曲「テロリスト」のブラックサバス風ブリティッシュドゥームリフがボーカルとマッチしている。
2、9曲目といったファストな曲もちゃんとかっこいい。リフが良いのもあるけどやはりデーモン閣下のボーカルの攻撃力あってこそ。閣下の魅力は高い歌唱力と刺々しいハイトーンだけでなく、9曲目なんかは別人としか思えないくらい全く違う声を出している。
歌詞が残酷だというのも一つの売りらしいが、基本的には「ひどすぎて笑える」という感じのものが多い。

ドタマをかち割れ 悲鳴をとどろかせろ 涙でひるんだ隙に毒ガスを 卑劣もクソもあるか 生きて帰ったやつの勝ちだ  ―「殺しの現場!!」

ただ、「呪いのボンデージ」はちょっと描写の厭さがすごい。ここにはちょっと書けないが想像力を働かせると全身がむず痒くなる。あと「地獄へ突撃!」は「ひどすぎて笑える」タイプの語彙を徹底して戦争批判に使っているのが却ってメッセージの力強さをつくっている。