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20220512日記+簡易音楽レビュー(Trouble)

日記

労働が……グゥーッ……

平日は昼食のカロリーを400kcal以内に抑えようとしているのだが、ほぼ毎日「机にストックしている残業用の軽食」もひとつ食べてしまうので500kcal弱になってしまう。食いしん坊がよ。

 

音楽

ドゥームメタルバンドTroubleのアルバムが2020年以降いくつか廉価再発されていたので、1st, 2nd, 4th, 5thアルバムを買ってここしばらく聴いていた。以下簡単に感想。

troubleofficial.bandcamp.com

1st(Psalm9)

Black Sabbathが源流にあることがはっきりと分かるメタル。根暗だけどアップテンポな曲やロブハルフォードをB級臭くしたようなハイトーンボーカルが多く聞かれるのでAngel Witchあたりも想起。純粋なドゥームメタルを期待しなければ名盤と言っていい出来。最後のCreamカバーもハマっている。

2nd(The Skull)

若干ドゥーム&大作志向に寄った。長尺曲でも飽きは来ないけどちょっと印象度は薄まった。ギターの音が巨木のような図太いリフとナタのようなリードを両立したサウンドメイクで、音楽性にめちゃくちゃ合っていて最高。

4th(Trouble4)

いきなりクラシックロック志向というか、ストーナーロック系に音楽性がシフト。ハスキーなハイトーンボーカルも、参照元ロブ・ハルフォードからロバート・プラントに変わったのがはっきりと分かる。曲はいいけど振り切れていない感じがちょっと物足りない。ギターの音作りも悪い意味で若干こぢんまり。

5th(Manic Frustration)

4thが完全に振り切れた作品。もう全然ドゥームメタルどころかメタルと呼べるかすら怪しい。コンパクトで勢いとドラマチックさを兼ね備えたストーナーロック/ハードロックがギャップレスにぶちかまされて本当に最高。ボーカルの歌い方もラフになり、メタルっぽくない楽曲(10.Mr.Whiteほか)や"サイケ以降"感漂うバラード(5.Rain)も歌えるようになった。出自の関係からか、KyussやSleepと違ってハードコアパンク要素がまったくなく、あくまでメタルからの派生として鳴らしているのが今となっては逆に新鮮。「こんな服でごめんね、こんなロングヘアでごめんね、こんなにリアルでごめんね」から始まる2.'Scuse MeはCho Wavy De Gomenneの対極みたいな歌詞が不憫で面白い。

ドゥーム期もストーナー期もいいが、個人的には5thが圧倒的、ついで1st>4th>2ndと続く。