日記
一切家から出ず、掃除や整理整頓、料理（山形名物冷たい肉そば、野菜のおかず）に多くの時間を割いた。肉そばは若干鰹節をケチったが十分美味かった。やっぱり親鳥の出汁が肝なんだな。
多分地元の味に一番近いのがこのレシピ（親鳥を使うのが絶対条件ではあるが）。
合皮製デスクチェアの表面が経年劣化でボロボロ剥がれてきた。そろそろ買い替えどきかな。
御本人の壮絶な人生、ハンセン病の歴史、川端康成との対面エピソード、どんな切り口で読んでも、こちらが選んだ切り口を押しつぶす凄まじい重圧を感じた（後ろめたさも手伝って）。現代人としてはvol2こそ胸に留めたい。
音楽
Kreator - Hate Über Alles
今月リリースの新譜。音楽性的には前作God of Violenceをほんのちょっとだけ前々作Phantom Antichristに揺り戻したような感じ──つまりスラッシュメタルとしてのスピードはある程度追求しつつも、ミドルテンポの勇壮なジャーマンメタル(4.5.他)やIron Maidenリスペクト要素(7.他)もふんだんにつぎ込み、彼ら独自のメロディックジャーマンスラッシュメタルをやっている。今回は特にメロディが充実していていい感じで、前々作の「メロディが充実したぶん攻撃性がちょっと削がれちゃったな」という感じも受けない。冒頭のタイトルトラック&3.Killer of Jesusは、近年の彼らに顕著な「絶叫&爆走→唐突なミドルテンポのメロディアスなサビで曲名連呼→ヘドバン必至のCメロ→印象的なギターソロ」というスタイルが未だネタ切れしていないことを証明している。なんでこの形式を崩さずにキラーチューンを量産できるんだろう？PVでは微妙だと思っていた8.Midnight Sunもちゃんと聞くとかっこいい。本当にここ20年間のKreatorは凄い。自らが通ってきたクソバカスラッシュ路線とゴス路線を流行りのメロディックエクストリームメタルと融合させた独自の音楽性を生み出しただけでも凄いのに、その路線をほとんど変えることなく一切のネタ切れを起こさず常に高い評価を受け続けている。路線が独特すぎてフォロワーもいないので比較対象が存在しないというのもあるけど。
