ウゴガベ

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2023年2月第3週の日記+簡易新譜レビュー(In Flames)

あったこと

後輩が仕事というか社会人をできてなさすぎるよ~~~~~~一般的な業務指導でどうにかできる領域じゃないレベルで能力と性格に問題があり、実際指摘すると業務に支障をきたす程度の"リアクション"があるんだけど、喉元をすぎるとそうであったことも忘れているようで、ついさっきまで上司と面談して立案して目の前にリスト化したはずの対策をすべて無視してこれまで以上の問題を生み出し続けている……という状態。現時点では外部の助力も仰ぎながら部署一同が性善説で頑張っているが、毎日力強く裏切られてみんな半泣きになっている。全泣きの人もたまにいる。
人権最高、人は労働のために生きているのではない、アンチ労働バンザイ!労働者の役割は資本家を苦しめることだ!という心の裏にちらりと「退職勧奨」「ロボトミー手術」の言葉がよぎる。

そういう状況に業務も詰まってきた感じなので疲労がかなり溜まり、いつも6.5時間睡眠のところ週末は12時間睡眠となった。あと焼肉にも行って最強になった。焼肉は初手で野菜スープも注文する大人ぶりを見せつけ、酒を大量に飲んだ割にかなり体への負荷の少ない飲み食いとなった。これで来週からまた元気に働くぞ……ということはなく、なんでこんな最高の休息のあとに激務が待ち受けとるんじゃいという怒りしかない。

note.com

Fit Boxing2とアイドルマスターSideMコラボキャンペーンの商品が当たった。嬉しいね……デジタル購入だったからソフトのフィジカルは持ってないんだけど。

行くオタクになります。同じく行くオタク諸氏はよろしくね。

「前日の西荻窪flat」はこのこと。

 

音楽

In Flames  - Foregone

inflamesofficial.bandcamp.com

新譜。先行公開曲が前作I, The Mask以上の高品質メタル路線だった(まあ前作は『前々作に比べれば良い』という程度の、中途半端なオルタナメタル作品だったが)が、実際フルで聴いてもアグレッシブかつギターメロディが充実しておりいい感じ。特に先行楽曲である2.State of Slow Decay、5.Foregone Pt.1、8.The Great Deceiverあたりは彼らのニュースタンダードといえる出来の攻撃的かつ叙情的ななモダンメロデス曲。
メタル度が高いのが嬉しいのはもちろん、北欧民謡系メロディーの主張が激しいアルバムとしてもだいぶ久しぶりだと思う。オルタナメタル路線の試行錯誤と過去の名曲Moonshieldを融合させたような温故知新の佳曲6.Foregone Pt.2なんかが顕著。9.In The Darkも、三連符を多用してヘヴィなリフとフォーキーなメロディを切り替える曲展開が良い意味でReroute To Remain期までの一部楽曲を思い出させる。
一方であの独特の弱々しいクリーンボイスの比重もたいへん大きく、あくまでここ10年の路線を踏まえた作品ではある。近年の作品に対する印象は「路線は良いけど曲がカスすぎる」だったので、下手に保守メタルヘッド層に媚びを売る作風にならなかったのが嬉しい。ただし最終曲は「ただヘヴィなだけ」くらいの楽曲で、アルバム中盤ならともかく締めくくりとしては微妙。
簡単な言い方をすると前作をベースにReroute to RemainとCome Clarityを混ぜながらアップデートした作風で、初期~中期路線信者以外にはおすすめできるアルバム。
輸入盤より日本盤(対訳と解説のみで、ボーナストラックも何もなし)のほうが安くて情勢を実感した。