前の日記を書いた翌日から風邪を引いてしまった。私には珍しく発熱もひどく、ひどい日はほとんど寝床から動けずうなされた。今は喉が本調子でない程度。
ここ3年くらいガンプラを積んでばっかりだったのでHGUCザク2(21年発売の新しい方)の組み立てに着手。私はザク系のガンプラを組むときは、モノアイレールをつや消し黒で塗る以外はスミ入れとつや消しコートしかしない準パチ組派なので、いざ始めてみればそう時間はかからない。肩関節の素晴らしい構造に惚れ惚れする。
小林泰三作品の大量の積読が引っ越しで散逸していたことが発覚。ひとまず『天体の回転について』を読み始める。前半2作を読んだところだが、今のところハードSFらしく論理的に練り込まれた設定に動かされる人間から切なさがにじみ出てくるという、彼らしい短編だなあという感じで特段のコメントはない。
23日は名取イオンにアイドルマスターSideMのファンコンライブ応援上映へ。Altessimoが好きなのでアルテと彩の担当回へ。
基本的にはスタジオ音源の爆音再生なのだが、まあそれだけでも楽しいので十分良しとできる。3Dモデルには不満が多く、清澄九郎のような裾のなびく意匠を持つキャラは物理演算の雑さで明らかに割りを食っている。
背景が黒一色なのは意外と気にならない。
Alitessimoの和風堂々は萌え萌えであった。
27日はkuramisakaの仙台公演へ。素晴らしいライブだった。アルバムはその場で買ったのでいつか初めて聴いた曲もあったけど、やはりとにかく歌メロが良い。
過去作ではVoの声色は儚い雰囲気を出していたけれど、ライブでは比較的ハキハキと歌う感じで、それによって歌メロの歌謡曲感が強まった印象。SNSでは色々あったけどライブを聞くとシューゲイザーとは全く思えなくなる。kimi wo omotte iruは多少そういう雰囲気もあったように思うけど。
あとライブパフォーマンスは意外にもエネルギッシュ。客が多すぎて演者自身はあまりよく見えなかったが、ギターの一人は「PenteraかMachine Headでも演ってんのか」と言いたくなるテンションの高さに笑ってしまった。
ずっとインディーポップを「つまらない歌メロ、つまらない曲、ファンは雰囲気が好きだから聴いている」と思っていたが、先週「普通に曲やメロディーが良くて聴いているらしい」ということに気づいてびっくりした。
フォロワーのすすめで源流の一つと言えるヴェルヴェッツの、とりあえずデビュー作を聴いてみたが、「ポップな代表曲」と扱われるSunday MorningやFemme Fatale等はやはりねむたい曲で眠たい声で眠たい歌メロを歌っているだけでつまらなく、終盤のノイズ要素も現代にはもはや物足りない一方、むしろ他の楽曲のポストパンクとしての面白さ(=機械的反復、妙なテンションを維持し続けることにより生じる違和感)が再発見できたので良しとする。CD買い直そうかな。
自民党総裁選に関するすべての情報が自分を日本のアンチへ駆り立てようとしているようにすら感じてしまう。諦めをぐっとこらえてまずは自分が所属するコミュニティーの良き一員であろうと頑張る他ない。
最近買った音楽だと新譜はMortual、Eternal Darkness、Grotesque Bliss、旧譜はDrill for Absentee - Circle Musicが大当たり。
よろしくね~~~