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20220318日記+簡易音楽レビュー(植木等)

日記

朝から晩まで運転と商談とルート営業。かなりぐったりしてしまった。
明日から3連休。小旅行に行くぞ。

 

音楽

植木等 - スーダラ伝説

1990年リリース。
1曲めは代表曲の11分弱メドレー。この曲目当ての購入が当時一番多かったのではないか。
中盤は、なんか、しょうもない歌謡曲がいっぱい入ってます。お涙頂戴の小芝居を入れた結果10分弱にまで至った「チビ」なんかしょうもなさすぎて聴いてられない。
ただし「地球温暖化進行曲」はすごい。歌謡曲にサンバ、ジャズ、演歌、祭囃子の要素をブチ込み、イントロ/アウトロはKing Crimson - 21st Century's Schizoid Manのパロディという、常軌を逸して支離滅裂な曲構成。地球温暖化を冗談めかしながらも危惧する歌詞は今となってはさして新規性もないが、90年にこの話題をユーモアも織り交ぜて取り上げるのは先進的な気もするし、途中の寸劇パートの「売り切れ?買い占めたのは日本人だな、どうせ…」というセリフはバブル景気に浮かれていた社会に対する冷めた視線が光る。
ブックレットの最後には「スーダラ節」作詞の青島幸男が「青島万才!」と題した文章を寄稿している。内容は「いかに俺が作詞家/作家/芸能人/政治家として素晴らしいか」に終止しており、自分の遺書を書く時が来たら反面教師にしたいほどの素晴らしい駄文。日本語の文章を書くすべての人間に読んでほしい。