ウゴガベ

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2022年11月第1&2週の週報&ライブレポ

先週書きませんでしたね。なんか、昔5巻くらいまで読んでたのにいつのまにか存在を忘れていた『暗殺教室』読んでたら面白すぎて……タイトルに反して「すぐ『殺すw』と言えちゃう小学生」みたいな子供に伝えたいメッセージがこもっている感じの作品だった。あと伏線の拾い方がうますぎ&すごすぎ。

 

第1週あったこと

労働時間がここ最近安定している。

文化の日には親子丼を作った。殆どの料理が嫌いな私にとって、調理段階を楽しめる数少ない料理の一つが親子丼だ。
ここまで書いて思い出したけど鶏肉だと思って解凍した肉が豚肉だったので他人丼にしたんだった。でも美味かったです。私が作る卵とじは全部美味い。ざまあみろ。

Halcyon(ハルシオン)ってパッと見ハルキョンっぽくないですか?カワセミ=最大手カップリング。

週末は海辺ドライブと外食。海は寒風が吹きすさんでいた。

旧加茂隧道(旧加茂坂トンネル)は、即身仏が現存することで知られる鉄門海上人により切り拓かれた峠道をベースに昭和時代つくられたトンネルで、近くにかなり通りやすい新道(クラゲで有名な加茂水族館に通じる道)ができたことで遅くとも2000年代後半には封鎖されていたらしい。
ネット上で検索できる車両立ち入り禁止区域(石碑等の解説看板があるので徒歩での侵入は問題ないと思われる)の写真はどれも古く、トンネル付近に廃墟と化した小屋が立っている様子がわかるが、実際に立ち入ってみると、上記ツイートの写真1枚目のように現在は倒壊しており、残骸の付近が不法投棄の格好のポイントとなっている。

 

第2週あったこと

仕事は会議が多かったが精神的なストレスが少なくてよかった。とにかく未来の日程を押さえてケツを明確にすることが私の精神の安定のためには何よりも大事だということが最近わかってきた。「少量の仕事だがいつがゴールなのかわからない」より「明日までに大量の仕事をこなさなければならない」のほうが精神的には楽だ。

ライブ感想

週末はこのライブに行きました。良かったな……!以下簡単なライブレポ。
hiroyuki chiba

以前見た時はピュアなカットアップスタイルだったけど、今回はラップトップ期のMerzbowにも通じるリズミカルなアプローチとカットアップハーシュノイズの融合。体感的な「切れ味」が半端じゃなく気持ちよかった。ケーブルを咥えているのは、恐らくシールドの接触不良ノイズを起点にして音色を加工するスタイルだからだと思われる。

SINO Re-build Projects

インダストリアルテクノ meets ノイズと言った風情の、かなりリズミックなアプローチ。演奏時間はやや長く感じたけど、その分インダストリアル→音圧バキバキの4つ打ち→メロディアス→……と組曲っぽく楽しめた。4つ打ちパートの原始的カタルシスよ。自身にコンセプチュアルな映像を投射しながら演奏していたが、プロジェクターは眩しくないのだろうか。

Yukihiko Yotsukura / Jai

楽器音やサンプリングをmacで変調するYotsukuraとモジュラーシンセ奏者Jaiのアンビエント寄りduo。Jai氏は数年前に見たときより機材がデカく、出音がかっこよくなっていた。写真を取りそこねたけど、Yotsukura氏が尺八を吹く場面があり、Jai氏のドローンと呼応する瞬間がめちゃくちゃ良かった。

NRYY

ギターとエフェクター5つというシンプルな出で立ちだが苛烈なギターノイズ。ノイズ音楽側からみたら"わかりやすい"要素である、Sonic Youthのような「ノイズロックのギター」をときおり入れるのが逆にノイズ音楽としてのカタルシスに貢献していてよかった。出てくる音も機材からは想像もつかないくらいカラフル(notポップ)だった。

Spore Spawn

マイクと金属シェイカー、2つの発振源を使ったハーシュノイズ。重厚感は今回で一番。時折意識的に、かつ飲酒時間として設けられる「ノイズ垂れ流し」の時間が音像に重苦しさを付加していてよかった。時折絶叫するスタイルも含めて、ハードコア/エクストリームメタルのアティチュードも感じた。

T.美川

非常階段、Incapacitantsで知られるあの人のソロ。耳を破壊しにかかっているとしか思えない高音が多彩なアプローチで襲いかかってくる凄まじいステージ。かと思いきや後半はサーキットベンディングした女児向けおもちゃと思しき自作楽器を効果的に用いてコラージュ的な面白さも付加。圧巻。

10 minutes sessions

出演者による10分限定の即興セッション×2。どっちも良かったが2回めの3人によるリズミカルな後半パートはシラフであることを後悔するくらい気持ちよかったな。

自分の創作意欲の刺激にもなったしライブに行くモチベも増したし、よい機会だった!

 

音楽

例によって感想ツイートの抜粋+α。

プログレメタルファンには有名なはず。DTのサウンドの独特の重さというか、Metallicaの4th感が苦手な人におすすめの爽やか目なバンド。

説明にあるentropic systemってなんだ。音はぶっとくて美しいドローンでよいです。

ニッケルバックがマッチョになった感じと言ってもいいかもしれない。Five Finger Death Punch(それにしてもすごいバンド名)が好きな人にはとにかくおすすめ。バラードもなかなかいいんですよ。

上に書いてあるとおり。無愛想な印象(特に冒頭2曲)に反してメロディアスなアルバム。

前作収録Gearsのドラムソロが酷すぎたのでドラマー悪影響がまだ残ってたらどうしようかと思っていたが思っていたより大丈夫。でもリフと曲展開はだいぶシンプルになったな。ちょっと前までのグルーヴメタルとハードコアとサザンロックを足して複雑化した異様なスタイルも今は昔で、今作になるとメタリックハードコアファンのほうがハマりそうな路線になっている。

1曲めがすごすぎるのが悪い。

落語映像に合わせたドラムソロ。「ずーーーーーーーーーーーっ……」のリズムの合わせ方が天才的。

豪華すぎる!!!!!!!!!!!