ウゴガベ

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2023年4月第3週の日記+簡易新旧譜レビュー(Cannibal Corpse, Metallica)

あったこと

前回の日記で憤死の話をしたが、今週も同じ体験をしてへとへとになってしまった。怒りで死にたくない!!!

タイヤ交換をした。気づいたけど、前の車からそのまま使ってたスタッドレスタイヤ、今の車のノーマルタイヤよりワンサイズ小さかった。運転時支障を感じなかったけどちょっと怖いな。

選挙に行った。うちの自治体は投票率半分以下だ。権利なんか使うだけ使っちゃったほうがお得なんだけどな。書いてる今の時点では投票した候補者の当選は厳しそうだ。参政党の候補者にそれなりに票が入ってビビってる。選挙公報にわりと直接的に反ワク&スピ系農業推しなこと書いてたけどなあ。

自宅デスクのレイアウトプランが見えない。スピーカースタンドおいたらサブモニターの置き場所がなくなるんだよな。

これ気になる。これくらい小型でステレオ、ミュートスイッチ付き、単体でフィードバック可能……でも正直最近は全然DTM(というより録音と波形編集)のモチベーションがさっぱり上がらず取り組めていないのが実情なので買ったところでどうなるんだろう……でもこれがカンフル剤になるのでは……うーん。

ugogg.bandcamp.com

一応昨年頭に一作リリースしてるんだけど、その後何もかもが上手くいかずいろいろなものが放置されている。ちょうど後輩が入社した頃からだが……。

Paypalのアカウントがロックされていた。本人確認もしたはずなのだが申請が通らない。確認したところ、免許証が漢字表記なのにアカウント名がローマ字表記だったのが行けなかったっぽい。修正して再申請したら通った。

 

音楽

Cannibal Corpse - Violence Unimagined

cannibalcorpse.bandcamp.com

2021年作。強盗とかで逮捕されたPat O'Brienの後釜としてEric Rutanが正式に加入してから初の音源のはず。Alexのベーシスト目線由来であろう彼ら特有のキモいうねるようなリフ/リズムはこれまで通り健在ながら、曲展開とギターメロディにフックが滅茶苦茶増えている。Morbid AngelやHate EternalのセンスをEricが持ち込んだとしか思えない。1曲めのデスラッシュぶりは特に素晴らしい。一種の爽やかさすら感じるほど、彼らのディスコグラフィの中では切れ味の鋭さを感じる作品で、オールドスクールなファンに「小綺麗になりやがって」と唾を吐かれる可能性もある作品である一方で、これが彼らの最高傑作という人がたくさんいておかしくない快作。
ジャケも最悪だがブックレットを開くとアートワークの全貌が見える。デスメタル史に残る凄惨ぶりに笑うしかない。まあでもこいつらの作品は大半がそうか。

 

Metallica - 72 Seasons

www.metallica.com

新譜。12曲で77分という尺に嫌な予感がしたが、やはり聴き通すとかなり疲れる作品になっている。
路線としては前作に近いが、本作独自の良い点は、3.Screaming Suicide、6.Lux Æternaなど、NHOBHMに代表される「80年代初頭のうるさいHR/HM」を感じる楽曲があるあたりか。特に後者は1st収録曲のリメイクと言ったらファンじゃない人は騙せるのではないか。あとこれは悪い点だが、Reload風味のリラックスしたヘヴィロックが混ざっている感じがある。
1.72 Seasonsが長尺ながらも勢いと曲展開を両立させたキラーチューンなのと、上記の通り中盤でオールドスクールな楽曲が盛り上げるので聴き通せるには聴き通せるが、上記の通りの悪い点、より細かい言い方をするならば「聴き疲れする重い音と緊張感も酩酊感もないリラックスした楽曲の両立」が悪目立ちする。各楽曲が仲間内のセッションをそのまま収録したような間延びの仕方をしているのに、その音はセッションの楽しさとは無縁の最新プロダクションの重低音なので退屈さに体力を削られていく。
色々削ってなんとか55分くらいにできなかったか……?ただ、上に挙げた曲はマジでいい。