あったこと
週の前半は慌ただしく仕事。精神を削られた。
家の古い椅子を捨てた。
湾岸ミッドナイトが4話まで無料だったので読んだ。魔性の車に魅せられたものたちをどこか軽妙に(軽さは時代を反映しているだけかも)、しかしちゃんとことの重大さに向き合うように描く雰囲気が面白い。「こいつを乗りこなしたい」「あの車を潰したい」ただその目的のためだけに命を危険に晒す人々の姿はどことなくSHHisのシナリオっぽいなという感覚があり、続きを読もうと近隣のブックオフを回ってみたが全然売っていない。みんな今読んでいるのかな。
週の後半は帰省。帰省時は普段よりやや多めに酒を飲むので、今回もその慣例に則ったのだがそこから3日間ずこぶる体調が悪い。夏バテとか新郎とか飲み方とかいろいろなものが重なってしまったらしい。帰省中ほとんどグロッキーになってへばっているか寝ている状態で家族には迷惑をかけた。今日もまだ軽い吐き気とめまいが取れない。
帰省ついでに、家のでっかいぬいぐるみを実家の猫に寄贈。気に入ってくれるといいが。上述の椅子廃棄とあわせて、家も広くなった。
音楽
写真がカッコ良すぎる。
Pharoah Sanders - Love Will Find A Way #NowPlaying
— ugogg (@ugogg) 2022年8月10日
スピリチュアル&絶叫サックスという曲もあればアーバンでメロウなバラード、果てはマーヴィンゲイのカバーなどなど良くも悪くも「幅広く、でもやや売れ線に」みたいな感じを受けるけどそれはそれとして1977年とは思えないくらい洗練されてるなあ
John Zorn - Elegy #NowPlaying
ジャン・ジュネが題材らしい。上っ面はNaked CityのHereticsを拡張したような印象だがゾーンのことなのでもっと難解なルールと深い理解に基づいた即興なのだろう。ボーカルがMike Patton、ギターがMr, BungleのScammyだがメタル度はゼロ。— ugogg (@ugogg) 2022年8月10日
2009年作。かなりスラッシュメタル寄りのデスメタル。と言ってもいわゆるデスラッシュ――The Crownのような硬質なもの、Defleshedのような暴走超特急なものとも違い、デスメタルらしいどろどろが全編に充満しているところがポイント。Morbid Angelが若干近いかも?
リフの印象度が抜群で、早すぎないブラストビートも、粘着質なスローパートも飽きない。Defleshed型のボーカルもあっている。真新しいことをしているわけではなく、2曲めを聴けばこのアルバムの方向性は完全に理解できる。おすすめ。
かつて一世を風靡(メタル界に限る)したNWOTHMバンドEnforcerのメンバーが在籍しているようである。