ウゴガベ

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2022年08月第2週の週報&簡易旧譜レビュー

あったこと

週の前半は慌ただしく仕事。精神を削られた。

家の古い椅子を捨てた。

湾岸ミッドナイトが4話まで無料だったので読んだ。魔性の車に魅せられたものたちをどこか軽妙に(軽さは時代を反映しているだけかも)、しかしちゃんとことの重大さに向き合うように描く雰囲気が面白い。「こいつを乗りこなしたい」「あの車を潰したい」ただその目的のためだけに命を危険に晒す人々の姿はどことなくSHHisのシナリオっぽいなという感覚があり、続きを読もうと近隣のブックオフを回ってみたが全然売っていない。みんな今読んでいるのかな。

週の後半は帰省。帰省時は普段よりやや多めに酒を飲むので、今回もその慣例に則ったのだがそこから3日間ずこぶる体調が悪い。夏バテとか新郎とか飲み方とかいろいろなものが重なってしまったらしい。帰省中ほとんどグロッキーになってへばっているか寝ている状態で家族には迷惑をかけた。今日もまだ軽い吐き気とめまいが取れない。

帰省ついでに、家のでっかいぬいぐるみを実家の猫に寄贈。気に入ってくれるといいが。上述の椅子廃棄とあわせて、家も広くなった。

 

音楽

nme-jp.com

写真がカッコ良すぎる。

 

music.apple.com

 

John Zorn: Elegy - EP

John Zorn: Elegy - EP

  • Barbara Chaffe, David Slusser, Trey Spruance, William Winant, David Shea, David Abel & Mike Patton
  • Classical
  • USD 9.99

music.apple.com

John Zorn - Elegy #NowPlaying
ジャン・ジュネが題材らしい。上っ面はNaked CityのHereticsを拡張したような印象だがゾーンのことなのでもっと難解なルールと深い理解に基づいた即興なのだろう。ボーカルがMike Patton、ギターがMr, BungleのScammyだがメタル度はゼロ。

— ugogg (@ugogg) 2022年8月10日

 

The Horror

The Horror

  • Tribulation
  • Metal
  • USD 9.99

music.apple.com

2009年作。かなりスラッシュメタル寄りのデスメタル。と言ってもいわゆるデスラッシュ――The Crownのような硬質なもの、Defleshedのような暴走超特急なものとも違い、デスメタルらしいどろどろが全編に充満しているところがポイント。Morbid Angelが若干近いかも?
リフの印象度が抜群で、早すぎないブラストビートも、粘着質なスローパートも飽きない。Defleshed型のボーカルもあっている。真新しいことをしているわけではなく、2曲めを聴けばこのアルバムの方向性は完全に理解できる。おすすめ。
かつて一世を風靡(メタル界に限る)したNWOTHMバンドEnforcerのメンバーが在籍しているようである。

202208第1週の日記&簡易旧譜レビュー(Esplendor Geométrico & others)

日記がめんどくさくなってきたけど大雑把な自分の記録はほしいので毎週末に(なるべく)週報として書く形式に切り替える。

 

あったこと

先週に続き仕事が忙しかった。特に金曜日は常軌を逸した忙しさで、帰宅後脚が月雨に苛まれ、翌日も下半身に強い疲労感を残した。とはいえ、これで盆休みに引きずりそうな不安は多くが払拭されたはず。

今まで使っていたモニターアームが壊れたので買い替え。据置式で昇降と回転だけのシンプルなモニタースタンドに買い替えた。これでちょうどいい。

新しいデスクチェアをいただいた。フットレストヘッドレストがあるだけで快適性が段違いだ!

ニチアサ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』今週も凄い。ジロウの「その破綻した性格ゆえに地元では適切な距離を取られているがその純粋さ故に応援せずにはいられない」という絶妙な立ち位置はすごい。今週はヒロインにものすごくかっこいいこともしていたし、好感度を乱高下させる仕掛けに満ちたキャラクターだ。

テニプリをちまちま読んでおり、今週で新テニプリに移行。おもしれー。

時代を感じる部分はどうしてもあり。

映画『ゴーン・ガール』を観た。

「女が一番怖い」みたいな安易な感想を許さず、双方に言い分と落ち度があり、共感できる部分と「異常だ」と切り捨てたくなる(そしてその"切り捨てたさ"の妥当性を自分自身が信じきれないバツの悪さ)部分があり、そこに常識人なサポーターやアクの強い脇役が絡んできて策謀につぐ策謀、それらを突き崩す衝動……という意味で、バトル漫画っぽさを感じた。

シャニマスイベント『ロング・ログ・エンドロール』を読んだ。そういえばシャニマスの夏越境イベントってそういうノリありましたね。色んなキャラクターの「気遣い」描写が多くて嬉しかった。ただしシャニPのある心情描写の中で、例として「奈落で待つにちか」が出てきたのはちょっと無理があって笑ってしまった。

 

音楽

レビューも今までの「その日ごとに聴いた中で気になった1、2枚」ではなく、今週聞いた中からちょっとだけピックアップすることにする。

Esplendor Geométrico - El acero del partido/Héroe del trabajo

esplendorgeometrico.bandcamp.com

1982年スペインインダストリアル。シンセ等の不穏な単一ループフレーズを軸とするシンプルな初期インダストリアル。フレーズの好みで曲の善し悪しが決まってしまう部分がある。4曲目の不気味なうねりが好き。

 

General Surgery / The County Medical Examiners - Split

www.youtube.com

2003年ゴアグラインド2バンドによるスプリット。GSは音質含め高品質な正統派ゴアグラインドで、Carcassの1stまでの路線を洗練させた感じ。迫力十分でかっこいい。
TCMEは当時確か「医療従事者によるゴアグラインド(実態不明)」として話題になっていたバンド。音質はGSに比べだいぶしょぼい。音楽としてはCarcass2ndのパロディで、リフや構成もあからさまに「あの曲のフレーズ変えただけじゃん!」というツッコミを狙っている。前者が真っ当にカッコ良すぎるせいでネタに走っている印象を受けてしまった。先入観を抜きにした曲自体はCarcassっぽいキモメロディアスな要素を含んでなかなかいい感じ。

 

Hell - Curse & Chapter

www.youtube.com

2013年2nd。1stの大仰かつ複雑な路線を引き継ぎつつも演奏時間はコンパクトにまとめ上げた傑作。シンセの多用もいい方向に作用している。メタルというより演劇を出自とするボーカルのパフォーマンスも神がかりの領域。
それにしてもなんて素晴らしいライブなんだ。「バンド名が『ヘル』の連中によるライブ」としてこれ以上のものがありうるのか?火もめっちゃ出るし。ボーカルがずっとデカいので巨人ゆえにデカイ(バンド名)みたいになっている。歌も上手すぎる。

20220801&0802日記

0801日記

一切記憶がない……。渋さ知らズ久しぶりに聞いたら全く琴線に触れなくなっていてめちゃくちゃビックリしたことだけ覚えている。本多工務店……。

youtu.be

2曲め、秋山隼人の声が良すぎる。特に歌い出し(サビ)。

 

0802日記

最近喉歌的なやり方で倍音を出すのにハマっている。ホーメイだかホーミーだかそういう文化的/技術的なことは分からないが。最近練習してできるようになったのではなく、もともと「私の声は一定の高さと口の形によって極端にうるさくなるなあ」と思っていたところに、ある人から「あなたの声は時々非常に強い倍音を含む」と指摘を受けたことが始まり。それによって初めて自分の声質を認識して、色々試行錯誤したらかなり意識的に出せるようになってきた。なんかジョジョ6部のリキエルみたいなエピソードでかっこいいね。あれ出せるようになりたいな、チベット仏教の超低音の声明みたいなやつ。

www.youtube.com

このアルバムはマジの名盤。

オンラインもオフラインもみんなコロナにかかっているなあ。

 

 

20220731日記

日記

寝坊してニチアサを見逃した。

めちゃくちゃ掃除をした。浴室が今夏イチの美しさ。

昨日日記に書いたモニターアームはサブモニターに転用してみたが、モニターがかるすぎて昇降機能が不具合を起こしたためこちらも断念。返品もダルいので仕事帰りにでもハードオフに寄って売る。
悔しい~~~寸法の計算ミス、大きな家具だとかなり気を使うのだけどこのサイズなので舐めてかかっていた。まさか本体の奥行きや機能的な部分でなくモニターと顔面の距離に問題が出るとは。

フジロックの配信は鈴木雅之だけ見た。手袋ハメ忘れの軽快なフォローとクールな演奏への戻り方など、かっこよかったな。

シャニマスとサイスタが更新だったので軽く触れた。

更新部分はそんなにタッチしてないけど。

 

 

20220729&0730日記

0729日記

死ぬほど忙しく昼食の時間もなんとか確保できたという感じだったがともかく一週間乗り切った。来週はもうちょっとだけマシになるはず。
労働生活によって染み付いたこの「"マシ"を喜ぶ」みたいな態度を捨て去りたいのだけどなかなか難しい。

 

0730日記

妻が今日明日と不在なので好き勝手に暮らしていた。
フジロックは配信でThe fin.とBloodywoodとオレンジレンジを見た。

オレンジレンジ楽しかった反面、Twitterの反応の多くが「これでいいんだよ、新曲なんかやらないでいい」みたいなのはそれはそれで嫌だったな。ポップカルチャーといえども、アートに保守を求める向きを嫌悪していきたい。

きれいになりました。

やっちゃった。返品するのもめんどくさいし、サブモニターへの転用の方向で検討して、メインモニターには別のを買おう。

20220726~0728日記+簡易旧譜レビュー

0726日記

午後出勤&忙殺&ビジホ宿泊。

飲み会を断ってチェックインするビジホの開放感よ。

 

0727日記

一日中外回りで忙殺。エリアが自宅から150kmくらい先だったのと夜まで伸びたのもあり深夜に帰宅。この二日間は食生活が大変よろしくなかったな。

 

0728日記

忙殺。勤務中は水分をほとんど取れず、一日中軽い吐き気と強い頭痛に苛まれた。明日もめちゃくちゃ忙しいんだよな。もう嫌になってきたな。盆休みが迫るのと同時にタスクが指数関数的に増加しており「休みに入ったら仕事ができてない……!」という恐怖に怯えるモードに入った。

 

音楽

先日FMラジオで偶然にタイトルトラックを聴いて、いたく感動し購入。タイトルトラックや「鼓動」「朝露ノ歌」あたりが特に好き。タイトルトラックはマジで凄い。最低限のアンサンブル──ミニマルなピアノとテクノのように浮遊感を伴って刻むドラム──に繊細に処理された美しい歌声が乗る。
インストパートはほとんどが弦楽アンサンブル&ピアノ。「ルイーダと黒猫」のように、(おそらく)プリペアド・ピアノを使うような遊び心も有り。ポストクラシカル、ミニマル、コンテンポラリー……といった切り口で聴ける部分も多い。
もちろん声だけに耳を傾けても楽しめる充実度。発音に独特の癖があり、「アニメ度をゼロにした天海春香さん」みたいな感じもする。
東北出身として名前は知っていた(昔売れた人でしょ?『花は咲く』も歌ってたよね、くらい)が、こんな音楽をやっていたとは。
CDの全体的なパッケージデザインも美しい。モノトーン基調のアートワークに強く主張するように差し込まれた朱色の意匠は、アルバムタイトルからの連想もあって血潮を思わせる。

 

20220725日記

blog.hatenablog.com

自分の日記が取り上げられていた。アクセス数とかあまり関係なくまんべんなく選出しているっぽい。

 

日記

仕事がめちゃくちゃで気が狂いそうだったがなんとか目処が立った。それはそれとして別の問題も立ち上がり「人のこと言えた義理じゃないが組織なんだからもっとちゃんとしてくれ!!!」となった。
明日は午後出勤。遠方まで行って夜に仕事→宿泊→一日中仕事という二日間になる予定。

ゴールデンカムイ最終巻を読んだ。いい作品だったな……最終話のタイトルに「大団円」を持ってくるだけある、爽やかな終わり方。尾形の最終戦の描写がすごい。こればっかりはアニメの演出と見比べてみたい。

テニプリもマンガアプリ「ゼブラック」での無料公開分をちまちま読み直している。1話あたりの情報量が回によってまちまちすぎるけど面白い。

 

音楽

www.metalsucks.net

なんかいたたまれないな……。ちなみにMichael Keeneはインスタのプロフィールに"nice person"と書いている。

www.youtube.com

信じられないコラボ。ラフでかっこいい。

 

ホビー

最高。