ウゴガベ

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20210831日記+簡易音楽レビュー

労働

なぜか今日は集中力……というか意識がぜんぜん保てなかった。歩きながら、座りながら、「あっ、これいつでも失神できるな」という瞬間がかなりたくさんあった。平熱だったし、帰宅したらものすごく軽減したし、精神的なものだろうか。明日の仕事は遅くまでかかることが確定しておりすごいことをやらかしてしまうのではと言う恐怖がでてきたので、午前半休をねじ込んだ。

 

シャニマス

ガチャとか知らん!!!!!!!!!!!資本主義のケルベロスがよ!!!!!!!!!!!!!!!!でも今回の樋口円香の演出良いなあ。

 

音楽

Naj One - Foeknawledge

アメリカはソルトレイクの白人ラッパーによる2005年1st。当初はFoeknawledgeのMCネームで地元で活動していたが、ストレートエッジに転向、ムスリムに改宗し、Naj Oneに改名してからリリースしたアルバム、らしい。当初の名義で本作と全く同じ楽曲が収録されている「Destroy Babylon」という自主制作CD-Rの存在が確認されているが、楽曲も同バージョンなのかは不明。

ネット上にほとんど情報が無いのでパッケージに書かれている情報しかわからないが、ヴィーガン思想、白人至上主義的な米国(AmeriKKKaと表記)の打倒、自身の過去作への反省も含めた女性差別反対、などを包含した思想"Destroy Babylon"を掲げている。"Train for combat."などと武装蜂起を目指しているかのような文章も頻出するのが怖い。

音楽性的にはアナログサウンドのサンプリングによるクラシカルなトラックに鋭い英語ラップが乗る素直なもの。声質は若干Eminemっぽさもあるけど、皮肉屋なところのない音楽性とリリックなので、そこまで連想はしない。温かみのあるループと荒れ狂うスクラッチと啓蒙的なメッセージが絡むKnowledge is Keyが好き。

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最終曲は同郷かつレーベルメイトのストレートエッジ・ハードコアバンドCheremとのコラボ曲。クリーントーンから始まって激重ハードコアになだれ込む展開がめちゃくちゃかっこいい。Cheremのvoによる野蛮なグロウルもめちゃくちゃかっこいい。

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本作が最初で最後の音源のようだけど、あまりにもったいない。

 

Napalm Death - Fear, Emptiness, Dispair

1994年5th。これでNxDxのオリジナルアルバムはコンプリート。

いい意味でものすごく中途半端な作品。不気味にうねるけどデスメタルのようなゴア/オカルト感はなく、ブラストビートはあるけど暴走はなく、コード感を目立たせるリフワークはあるけどモダンなロックに接近したようにも聴こえず……といった、比較対象の存在しない音楽。爽快感はないけど自然と頭を振らされて、キモいリフは耳にこびりつくいいアルバム。

ここから極度にモダンに振ったのが次作Diatribesで、ハードコアへの揺り戻しを図ったのがInside The Torn Apart~Enemy of The Music Businessというわけなんですね。

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