ウゴガベ

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20220624日記+簡易音楽レビュー

日記

一日中外回り。すごいとこに猫がいたのだが客先だったので写真が撮れなかった。
車の買い替えについて信頼できる人に相談し、信頼できる新しい知見を得られたので良かった。
高い湿度に体力をすっかり奪われてしまった。何故か胃腸の調子も良くない。いっぱい寝るぞ~~~

 

音楽

疲れてるので複数を簡潔に。記事名にバンド名を入れないのは検索避け。

GREENMACHiNE - GREENMACHiNE

greenmachine-hardcorerock.bandcamp.com

2020年作。ハードコアロックと自称しているが、ストーナー、ハードコア、メタルあたりのかなり絶妙な間の子。基本的にはスピード感のある楽曲にストーナー系のリフとシャウトが乗る。素晴らしいバランス感覚の楽曲はどれもハード&ヘヴィでありながら楽しいし、時々NWOBHM的なリードギターをするのは意表を突かれて面白い。最終曲は暑苦しいジャパコアで最高。

 

Guevnna - Heart of Evil

guevnna.bandcamp.com

2016年作。かなりBongzillaに近いスタイルだが、アレよりも若干洗練されて軽妙な感じ。スラッジリフでありながら4つ打ちの楽曲が2曲あり、アルバムのアクセントとしてめちゃくちゃいい。純粋なスラッジコアとして聴いてもかっこいい。歌詞カードがなく、代わりに全楽曲分のコンセプトアートカードが封入されており、殺伐とした世界観の一端がうかがえる。

 

SWARRRM - ゆめをみたの

swarrrm.bandcamp.com

2021年作。日本語歌詞をがなるように歌う唱法を取り入れていたことは以前から知っていて、今年リリースのkamomekamomeとのスプリットで実像を知ったけど、近年のアルバムを聴くのはこれが初めて。
やっぱり歌唱の癖がどうしても苦手なんだけど、それを遥かに通り越して歌も曲も良い。カオティックなグラインドコアと歌謡の融合に完全に成功し、「優しいグラインドコア」に成功している。ボーカルだけでなく、いびつかつメロディアスなギター、ブラストビートの表情が豊かなドラム、主張度合いが本当にちょうどいいベースなど、全てが完璧。グラインドコアにメロディを加えたという足し算の音楽ではなく、「うたグラインドコア」を新たに発明した、という創造の音楽。

 

Necrony - Pathological Performances

necrony.bandcamp.com

1993年作の2021年再発。
Nasumのメンバーがやってたゴアグラインド/デスメタル。プロデューサーがEdge of Sanity/NightinGaleのダン・スワノ。Carcassの2ndあたりが元ネタっぽいゴアメタルでめちゃくちゃ出来がいい。これが長年再発されずプレミア化していたなんてデスメタル回の損失だ。音作りも迫力と陰湿さを両立しており素晴らしい。本家の諧謔精神をフルートやアコギの活用などにより、より直接的な形で表現しているのが突拍子もなくて面白い。時折入るメロディは流石にビル・スティアーよりはシンプル。勢いのあるアートワークが素晴らしい。