アニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』感想
なんだかんだで観ないままここまで来たが無料公開期間最終日ということで一気に見た。すごいアニメだ。絶句し、頑張って解釈しながらも滂沱の涙を流すような作品。以下かんたんに箇条書き。
・全体的な印象としては「ウテナとエヴァだ!」最近のアニメは知らないのでもっと色々オマージュ元があるのかも知れないけど。EDがFly Me To The Moonオマージュなのは「やってんなァ!」と思いました。
・あとなんかオマージュとかは全然関係ないんだけど「キラメイジャー」っぽさがあるのも好き。キラメイ死ぬほど好きなので。
・凄まじい映像美と舞台のアイデアに圧倒された。それでいてストーリーと密接と言うか、「アートっぽいでしょ」とは趣を異にしているのも良い。
・声優の演技もミュージカルっぽい声の方が多くて良い。というか舞台先行か。
・いわゆる百合要素の強い作品だけど、双葉とクロのような、この言い方はしたくないけど「サブカップリング」とでも言うべき関係性もあるのが良い。大切な一人&大事なともだちいっぱい、というゆるさではなく、誰かをないがしろにするわけではない形での「人間関係の優先順位」がある。
・「再演」「再生産」の考え方が良いな~。ばななが矯正以外の形で前に進めたのと、ひかりが使命に囚われるような終わり方をしなかったのが本当に嬉しい。
・まひる回(第5話)良いな。バカバカしい絵面と真剣な人間関係の問題が交錯しつつもぬくもりのある終わり方。なんだかんだでこういう「さっぱりした敗北」がめちゃくちゃ好き。
・理解するより先に泣いてしまうシーンの多いアニメだった。本当にすごかった。
・ロロロも劇場版も観なきゃな……。
日記
あとはな~~~~~~~~~~~~~~~~~~んもしてない。無為のレヴュー。