ウゴガベ

ugogg阿部音楽紹介オタク感想雑記日記告知ブルトン身長60m体重6万t

2023年5月第4週&6月第1週の日記

あったこと

5月末が信じられないくらい心理的負荷の高い仕事が複数舞い込み、内臓の調子もすこぶる悪かったが仕事の方はなんとか落ち着いた。ただし胃腸の調子はそこまで戻らず。どうやら夏バテもしているっぽい。

ノイズミュージック制作モチベーションが再燃しており、こつこつとあれこれしている。

近所のブックオフがリニューアルオープンしたので見に行った。メタル系CDが充実しており満足。レコードコーナーがこの地域の店舗にしてはかなり大きいのに時代の流れを感じた。TANK(NWOBHM)のLPが5000円とかで売ってた。

漫画『K2』は無料期間中に全部読めた。宮坂さん可愛いね。小学生の頃長門有希を知ったのと同じときめきがある。こういう昭和の人情もの感覚を残した作品は昔から好きだ。小学生の時に時代劇ばっかり見て育ったからかな。大岡越前が好きだった。

セブンイレブンコラボはクリアファイル1枚ゲット。田舎だけど思いの外減っていた。推しとか担当とか特にないのでこの1枚だけでよい。買ったグミはポイフルとヨーグレットグミとハイレモングミ。ポイフルが記憶より遥かに固くて食べごたえがある。後者2つは元ネタであるタブレットの方が美味い。

映画『岸辺露伴ルーヴルへ行く』を観た。

面白かった。原作からの補完やアレンジもほぼいい方向に作用していたと思う。原作にはいない泉京香を入れつつ、彼女がいるからこそ成立する物語に変貌させた冒険も個人的には高評価。
ただ、地下保管庫でのクライマックスもNHKドラマっぽい地味さなのは若干滑稽だったかも。あと山村仁左右衛門の回想シーンは丁寧すぎて逆にお涙頂戴感があった。でも差し引きでプラスです。

2周年記念で各地劇場で再上映された『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』も観た。BDを所持しているので何回めかの観賞だけど、映画館で見るのは初めて。

超良かったです。劇場音響で聞く石動双葉の叫びで情けないくらいに泣いてしまった。レヴューの迫力もスクリーンだと段違いだ。
本作の優れたところは、あの"レヴュー"の突拍子もない演出の全てが取り払われたとしても、対話を軸とした誠実で優れた(ただし多少地味な)青春学生映画になるところだと思う。細かいところはさておき、強豪校の野球部3年生を軸にして、露崎まひるポジションの部員が「どうしてボックスに立ってるのに振らないの?」と凄むのだとしてもある程度成立するのである(劇の方は観客がいるから成り立つもの、という意味で、示唆されるものは大きく変わるのだが。そういった意味では野球よりプロレスとかのほうが近い)。
前々からTwitterではたまに書いていたんだけど、グラップラー刃牙外伝(猪狩vs斗羽)は「アタシ再生産」の物語だと思っている。

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』19話、20話を観た。シャディクはラスボスにならないのかな。てっきりシロッコポジションだと思っていたが。
19話のときTLで、アーシアン側からの、ミオリネはじめとするスペーシアンへの不信感をあらわにした態度について「こいつらも悪い」「そんなんだからうまく行かないんだよ」的な感想が多少流れてきた。被抑圧層が抑圧を理由にして抑圧層に向ける攻撃的な感覚を「そんなんだから抑圧されるままなんだ」と逆転して誤って捉えるのは良くないなーと思った。この感覚を差別のツールとして現実に持ち込むことのないよう気をつけていきたい(気づいていないだけで私もめちゃくちゃしまくってるのであろうが、自覚できる分だけでも減らしていきたいという話)。あとはまあアレですね、Twitterのオススメ欄って良くない。PC版は拡張機能で消しているのだがスマホの方でたまに目に入ってしまう。

音楽はSPOILMANの新譜『COMBER』『UNDERTOW』をよく聴いていた。特にUNDERTOWが良い。アグレッシブで不穏なノイズロックだけど、中盤の優れたクラウトロック楽曲などの変化球がしっかり効いている。比較的キャッチーなCOMBERと比較しているということもあるが面白い怪作。

spoilman.bandcamp.com