ウゴガベ

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2022年10月第2週の週報&簡易新旧譜レビュー(Besieged、Primal Scream)

あったこと

仕事が一つの山を超えて労働時間に落ち着きが見られるようになった。

『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフ謳歌する。』、来月のクレカ額の様子も見ながら単行本の購入も検討中。RPG的・ご都合主義的ななろう系ファンタジーに於ける絆の描写として男子高校生の、一種ホモソーシャル的(龍のマネをする内輪ネタの感じとかすごい)な悪ノリの感覚を導入しているのは、なろう系主人公にいけ好かなさや無機質さを感じ取る私のような読者にとってかなりかけがえのないタイプの面白さだと感じる。

友人がテレビに出たらしいのだが見逃した。

フィギュアーツのゼンカイザーが近所に売っていたので衝動的に買ってしまった。最初は面食らったけど今となってはトップクラスに好きなデザインのヒーローだ。絶妙にインチキ臭いというか、ドタバタ感も優しさも強さもすべて抱いて突き進んだ物語のごった煮感に合致しているというか。

 

アイマス

シャニマス直近の雑感。「かいぶつのうた」は、これまで異世界ファンタジーとして扱われてきたハロウィンイベントを「異質な存在が隣にいる期間」のような捉え方に転換したのが天才的だと思います。毎年どうでも良かったハロウィンイベントだが来年からは楽しみになった。

 

音楽

長文を書きたい内容の作品のみ。他に聴いてよかった旧譜は
Ogre You Asshole - アルファベータvsラムダ
・Vader - Revelations
Peter Gabriel - Us
Stephan Mathieu - The Sad Mac
あたり。

Besieged - Violence Beyond All Reason

besiegedmetal.bandcamp.com

2022年2nd。ジャーマンスラッシュの攻撃性と奇天烈さ、ベイエリアスラッシュの構築力とグルーヴをうまく融合させた、現代の後追いバンドならではのスタイル。しかしEd Repka手掛けるキモいアートワークからわかるようにモダンな洗練とは無縁。最初と最後の2曲がとことん爆走し、中間は緩急に富む楽曲群という構成なのだが、どの曲も体感速度が速い上に愚直なリフにキレがあるのでとてもかっこいい。ボーカルも吐き捨て一辺倒で歌メロ一切なしという潔さ。

 

Primal Scream - Beautiful Future

music.apple.com

結構好きだな。ミニマルかつ脳天気な演奏にのせてディストピア描写を歌うオープニングのタイトルトラックからしてツボだ。2.Can't Go BackのストレートなPS流ロックンロールもハマっている。他の明るめな楽曲はヒッピー臭い雰囲気があまり好きではない。5.Suicide BombはBPMも含めてすごくKillig Jokeっぽくて好み。7.Beautiful Summerははアルバムで最もミニマルかつ壮大な広がりが感じられ、佳作映画のエンドロールを想起。10.Necro Hex Bluesはブルースというより歪みきったサウンドがデザートロックみたいだな……と思っていたらゲストとしてQOTSA/KyussのJosh Hommeが客演していた。日本盤ボートラが2曲。12.Urban GuerrillaはHawkwindのカバー。13.Time of The AssassinsはNeu!みたいなリフとリズムなのだが時折挟まるギターメロディーがかなりアリーナロックっぽいので雰囲気として全然ハンマービートにはならないのが面白い。