ウゴガベ

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20210927日記

日記

労働が労働ですごかった。朝から晩までホワイトカラーの労働の嫌なところが全部詰まった一日で死ぬかと思った。所詮ホワイトカラーなんて虚業だと自己卑下しているフシがあり、こういうときの「死ぬかと思った」は、労災のリスクなんか殆どないオフィスで勝手にヒイヒイ言っている自分への嫌味も兼ねている気がするなー。

 

ピクセル

スマホで9.11の映像を見ると、1ドット未満の範囲で数十人が死んでいる映像なのだという事実に気が狂いそうになる。

 

良いインターネット

私もそう思う。

言われてみればそう。

 

エコーチェンバー

note.com

やってみた。

本垢(音楽系)のタイムラインコミュニティの最大のもの。書いてあるワードの意味が半分以上わからない。メギド72が最近のゲームなのは知っているくらい。エコーチャンバー指数は2.9とやや低めなので、要するに散漫なTLだということなのかもしれない。

https://torilab.sakura.ne.jp/twitter/trend/img/community/C0181WordCloud.png

・2番めのコミュニティからうるさい音楽のファンらしくなる。Invictusかっこいいですよ。戦国大統領って誰だよ(大阪のライブハウスの名前だそうです)。

26

・サブ垢(シャニマス等)のタイムラインコミュニティ。わかり易すぎる。指数も4以上で、エコーチェンバーの中にいることが示唆されている。これがアイマスでなく政治だったりするとなかなか危ないアカウントが生まれるわけだ。現時点でも有害なオタクになる(なっている)可能性が十分あるけど。

200

 

音楽

Invictus - The Catacombs of Fear

www.youtube.com

上で名前をあげたので。デスメタル/デスラッシュの歴史に残るのではと思っているくらい好きな曲。デスメタルスラッシュメタルが不可分だった頃のリフワークを意識しながらも明らかにメロデス以降のスピード感で畳み掛ける。メロディアスなパートも違和感がない。ブラストビートで頭が振れるメタルは最高。

 

20210926日記+簡易音楽レビュー

日記

DTMなどをやっていた。いままでMTRで録音して骨子を作ってからDAWで細部を弄っていたけど、ライブもコロナ関係なく数年やっていないし、デスク完結型にしても良いかもしれない。そうなると少しはペダルとかよりプラグインに金をかけたほうが良いのかな……データだけのものにお金を払うのが未だに苦手で、未だにBandcampよりCDに金を使っているタイプなのでどうしても抵抗がある。

 

労働

明日から来週月曜辺りまで破滅的に仕事が忙しく、そのことを思うだけで動機やめまいや心臓の痛みなどがあり、早く終わってほしい。

 

肉体と精神

「肝が冷える」という言葉があるが、実際そういう状況になったとき、私の体感的には心臓が冷えている。心臓の中身がストンと下腹部に落ち、心臓の中に寒風が吹く。この話を妻にしたら「いや。私は言葉通り肝が冷えている。心臓は冷えない」と言われ完全敗北した。

 

ニチアサ

今日の「機界戦隊ゼンカイジャー」がすごかった。

www.toei.co.jp

要するに、制作側も、演者側も、全員が悪ノリした結果、「お蝶夫人みたいな敵とテニプリパのパロディギャグを延々と繰り出し続ける戦隊がテニス勝負をする」が本筋になってしまった。ネットミームになるほど有名ではない、でも一回でも読んだことがあれば大抵分かる、という絶妙なラインをずっとついていたのが面白かったな。「氷の世界/破滅への輪舞曲/ウォーターフォール」あたりの今となってはマトモな方の技をちゃんと拾ってたり。

名乗り口上のついでに片手間気味に必殺技を出したりと、テニス以外の部分もメチャクチャな回だった。

ちなみにお蝶夫人役は駒田航氏(ヒプマイの入間銃兎、アイマスsideMの古論クリス)。

 

音楽

Carcass - Torn Arteries

2021年7th。コロナ禍で1年延期して8年ぶりの新作。ジャケットが不気味で良い。パッケージ全体がこのジャケットを起点にしたアート作品になっている。

トーン・アーテリーズ Torn Arteries

トーン・アーテリーズ Torn Arteries

Amazon

4thと3rdの中間だった前作よりもだいぶ3rdに近づき、ドライな感覚は残したままにスピード感と叙情性は減退、気持ち悪さと複雑さが増した。3rdと同じく、メロデスデスメタルヘヴィメタル、どの文脈に位置づけても違和感のあるオリジナリティの塊のようなアルバム。

Billのブルージーなんだかデスメタリックなんだかメロディアスなんだかアヴァンギャルドなんだかキモいんだかよくわからないリフとソロもいっぱい詰まっている。あと彼のボーカルもかなり増えた。

リフの数珠つなぎのような過去最長曲Flesh Ripping Sonic Torment Limitedや、Cathedralっぽい楽曲にクラップ音まで入れて薄気味悪さ満点のIn God We Trustなど、「ドライなのにキモい」楽曲がたっぷり。Under the Scalpel BladeやKelly's Meat Emporiumあたりは本作の中だとまだキャッチーでシンプルな方か。本編最終曲The Scythe's Remorseless Swingは彼ら流にハードロックを解釈した怪しくてメロディアスなリフ&ソロが素晴らしい!

35年に渡るキャリア、オリジナルドラマーやメロデス期を支えたギタリストの脱退、10年以上の空白期間といった、いつ活動を止めても不思議じゃない経歴を持つバンドがこれだけ何ものにも阿らない新譜を出してくれるなんて最高だな。

www.youtube.com

20210925日記+簡易音楽レビュー

日記

買い出しとDTMと放心。

DTMはノイズコラージュ的なものをウンウンうなりながら作っているけど、持続と切り替えの配分が難しい。作っているときは気に入った音を切り抜いてコラージュしているわけで、気に入った音である以上それなりの回数登場させたくなる。でもその願望が楽曲のクオリティにつながるかと言うとそういうわけでもないので。いままでネット上に上げている音源はほぼ全てピュアなハーシュノイズだけど、別に金太郎飴をやりたいわけじゃないのでちょくちょくそういう音楽もやっていきたい。

 

シャニマス

今日の生配信イベントで何やら物凄くいろいろな情報が出たらしい。ガウンのメーカーと田中摩美々がコラボだとか。ファッションにあまり興味がないのもあってゲーム内の更新以外はあまり自分には関係なさそうだ。楽曲も購入するまでなるべく聴かないようにしているし。

 

音楽

Manowar - Warriors of The World

2002年9th。前半と後半で全く印象が違う。

前半:1曲めのCall to Armsこそ彼ららしい硬派なメタルだけど、他の曲はメタルらしさより歌声をフィーチャーしており、バラードやら「誰も寝てはならぬ」やらエルヴィスのカバーを雄々しく歌っていたりして、凄まじく高いエリックの歌唱力を認識できる。911追悼の重いテーマを背負ったThe Fight for Freedomの優しさも備えた迫力には圧倒されるが、メタルを聴きたくて再生しているので全体の印象としてはやや肩透かし。

後半:まっとうなメタルアルバムらしくなるのは8曲目のWarriors of The World Unitedからで、ここからの楽曲は日本盤ボートラのKill With Powerライブ版含めて尋常じゃない熱さ。彼ららしく、ずっとWarriorだのMetalだのDieだの叫びまくっている。ボートラも観客の歓声が楽曲の熱さを引き立てる。

www.youtube.com

正統派メタルが好かれる理由も嫌われる理由も全て詰まったPV。

20210924日記

労働

激烈に疲れて足と目と頭が痛い!!!

苛烈なタスクが積もりに積もっているが、関係者が同情して手を貸してくれることとなり負担がやや軽減されることとなった。やったね!思ってたよりは心穏やかに休日を迎える。

 

アニメ

ゴールデンカムイめっちゃ面白くないですか?ギャグとシリアスを異様な振れ幅で繰り出してくる娯楽性もそうだし、文化への敬意がひしひしと感じられるのも嬉しい。

今の所17話「腹の中」まで鑑賞済み。気球戦の「嵐を呼ぶジャングル」オマージュっぽいパワフルさもいいが、ラストが特に好きだ。平和の希求という人類永久の願いがこんなプロポーズみたいな優しくて小さくてパーソナルな形で語られるの、いいなあ。

アニメの時点でもかなり充実してる気がするけれど、アニメ化にあたり結構エピソードが削られているらしいので、後日漫画も読む予定。電子書籍は途中で投げ出しがちなので先日の無料公開期間中は手を出さなかった。

 

ガンプラ

セブンイレブン一番くじC賞。やったー!今でもクリアカラーのフィギュアやプラモデルを手に入れると年甲斐もなくはしゃいでしまう。f:id:ugogg:20210924230603j:image

 

 

20210923日記+簡易音楽レビュー

日記

今日は何もしなかったな。明日の辛く苦しいことが確定している労働から逃げるように非生産的で無行動な存在になろうと努めた。

あ、嘘だ、分解したシェーバーの音が暴力的にうるさいのが面白くて、40分くらいそれを録音していた。缶に当てたり、超音波美顔器と戦わせたりなど。

 

ガンプラ

HGUCペーネロペーの「組み立て時点でかっこいい部位第1位」を発表します。

胸部装甲(F5+L7+I9)!

f:id:ugogg:20210923223023j:plain

引用元:

ペーネロペー (HGUC) (ガンプラ) 設計図6

理由:パーツを重ねるごとに面の情報量が増えていき、増える情報全てがキモいため

 

音楽

The Black Dahlia Murder - Unhallowed

2003年1st。当時のメタルコアブームの中で有名になったバンドと記憶しているけど、実際の音楽性はAt The Gatesの影響下にあるメロデスラッシュにモダンなメタルコア/デスコア要素が多少入ったもの。今となっては若干没個性的だけど曲の質は高く、Funeral ThirstやElder Misanthropyのようにブラストと重苦しいリフが絡むような攻撃的な曲も、Closed Casket Requiemのようなメタルコアっぽい音使いもどちらもハマっている。

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Manowar - Fighting The World

87年5th。若干売れようとしている感じがあるがそれも案外ハマっており、アルバム前半のタイトルトラックやCarry Onはアメリカンハードロック(当時)のManowar流解釈としてなんだかんだで楽しく聴ける。むしろいつもの路線の曲が多い後半は複数の楽曲を最終曲Black Wind,Fire & Steel(なんつー曲名だ)のための助走にしてしまっている感がある。この曲自体はこれぞManowarという感じでいいんだけど、アルバムとしては物足りない印象になってしまった。

www.youtube.com

 

SOUL'd OUT

何やら動きがあるとのニュースを聞き、久しぶりに色々と聴いている。アルバムはTo From以外は持っている。so_maniaのエレクトロ系トラック増加、やや上ずった声質と密度の下がったライミングという路線がかなり苦手だったのでそれ以降一気に距離ができてしまった。

人気曲はもちろん今聴いても凄さと面白さが両立されていることに感心するけど、HR/HMファンとしては加えてDeep PurpleオマージュのFIRE RHYMERもよく聴いてしまう。シングル曲以外も、サビメロに重点を置いていないからシングル化されていないだけという感じで、実際のところかなり面白いんだよな。

知らなかった……大変だったようだ。

 

20210922日記+簡易音楽レビュー

労働

ずっと「やべ~~~うわ~~~~~~~~助けて~~~~~or殺して~~~」と思っていた。残業時間は最低限に抑えられているが、発狂寸前まで定時に仕事を詰め込んでいるせいで夜になると放心状態になってしまい手に仕事がつかないので帰っている、という状態である。でも明日は休む!!!

あと、外回り先の社長に「俺と君の仲だ。二人きりでマスクというのもあるまい」と言われ、立場上の関係もあったので、膝を突き合わせる距離感でノーマスクの時間が2時間ほどあった。不安な時間だった。コロナにかかったら毎日死にそうな顔の自撮り送りつけてやろうかな。

 

Noise, Violence & Destroy

今、ノイズグラインド界隈(そんなものはない)でプチ炎上している案件がある。

こういう騒ぎがあるたびに、スタジオが可哀想だとかは置いといて、とにかく「もうノイズといえば暴力みたいなのいい加減やめましょ~よ!(オモコロ永田)」と思ってしまう。

当時を知らないけれど、おそらく90年代までは意味ある行為だったのだろうと思う。メルツバウが"聴けないレコード"をリリースしたり、有名な「ハナタラシユンボ」であったり、「非楽音による音楽」の表現手法を拡大する中で純粋な暴力の存在あるいは音楽の不存在が試行されるのは、可能性を試すという経過の中においては当然のことだろう。

でも、もう、その、やり終わっちゃったんで。今のこの世界で行われる「ノイズに名を借りた暴力や糞尿」はもうただのマスターベーションではないか。現代の聞き手にとって、ノイジシャンの大暴れなど斬新でも恐怖でも問題提起でもなく迷惑なだけなので。それとも過去を今あえて取り上げる何かしらの意義があったりしたのだろうか?

「ヤバさ」の追求だとしても不十分で、音楽でヤバくなりたいのならものすごい音楽を作ればいいし、暴力でヤバくなりたいのならスクランブル交差点にでっかい爆弾を投げるべきだ。その"中間"をとっている(かつては最左翼だったろうが)という点があまりにも凡庸で悲しい。

 

ちなみに、doravideoこと一楽儀光氏により何回か開催されているノイズ系イベント「GIGANOISE」は、ある時期からそういった人たちの参加を禁じていた。オーガナイザー的にも課題なんだろうな。

下記の人は御遠慮頂いた。

普通のロックバンド。
普通のジャズバンド。
薄ら汚いパフォーマンス系。
白塗りお歯黒系。
人に危害を加える系。
脱糞放尿系。
ただの暴れるくん。
今頃に成ってノイズ論を語る時代遅れの馬鹿。
「ノイズなら俺にも出来る!!」と思って応募して来たボンクラ野郎。
「俺何処に行ってもノイズだって言われるんだよね~」などと言って応募してくる下手糞ジャズ野郎。
明らかに観光ついでに来ようとする外人。
明らかに会場に入らない巨大な楽器の人。
制御不能の殺人マシーン系の人。

とにかくこの「GIGANOISE」は音のイベントなので闇雲に暴れたり刃物を振り回したり暴力を振るったり基本的に人間としてどうかと思わせる行動は慎んで欲しいと思う。

引用元:

ameblo.jp

 

 

音楽

SPOILMAN - SOLID GREEN

日本のジャンクロック/ノイズロックバンドの2021年リリース2nd。前作収録Amaryllisの部屋の湿度が急低下するような冷めきったイントロリフに聞き惚れて以来ファン。この曲はPVも癖になる。

www.youtube.com

今作も路線は同じで、90年代のグランジ/オルタナっぽい曲の骨子に調子ハズレなギターリフと妙に骨太なベースとへろへろのボーカルが乗る。違いで言うと、前作よりも更に音の隙間が大きく、そしてリズムが力強く感じる。単純化した物言いをすると、初期Nirvanaをとにかくスカスカににしたイメージが結構近いかも。あとはJesus Lizardも結構近い。

PVもあるFlock of Seagullsはちょっとアダルティな雰囲気を出してたり、Scytheは「違和感そのもの」だったり、と思ったら次曲Sleepwalkerでは素っ頓狂極まるギターをベースリフでしっかり支えていたりと結構多彩。タイトルトラックは後半の地獄じみたリフレインが本当に最高で、今年度のベストトラックに入れたいレベル。

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20210921+簡易音楽レビュー

労働

今日は全く身が入らなかったな。結構な仕事量なのでそんな調子ではいけないんだけど。できないものはできない。

 

良いインターネット

やっぱりすごい社名だよな。

 

音楽

Fear, and Loathing in Las Vegas - PHASE 2

2014年3rdフル。明らかに前作までのカオスの渦のような音楽性から、ある程度洗練された感じにシフトしたのがしっかりと分かる。アルバムタイトル的に意図的なものだろう。バンドサウンドを主体にしようという意図がかなり強く感じられるが、もともと音作りが軽めな人たちなのであまりこのやり方は向いていないと思う。リフもそこまで優れているバンドじゃないし。また傾向として、楽曲の前半は比較的キャッチーに、中盤~後半を旧路線のようにカオスに、というやり方の曲が多くなった。要するにアルバム全体で前作の楽曲Scream Hard as You Canの方法論が活かされている。独特なのはSwing it!!で、途中いわゆるソカ的なリズムが入ってくるので面白い。

パート単位で見ると結構面白いことをやっている曲も多いんだけど、そういうパートが楽曲の展開に一役買っていると、その余裕感がかえって「ハァ、盛り上げ上手ですねえ…」という冷めを誘発してしまう。あの躁鬱のような曲展開も魅力の一つだと思っていたけれど、本人たちにとってはむしろ克服すべき課題だったのだろうか。

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Fear, and Loathing in Las Vegas - Feeling of Unity

2015年4thフル。前作とほぼ同じ感想。Party Boysは楽しいけど、彼らに求めていたのは「そういうEDM」じゃないんだよ~……と思ってしまう。パッセージ単位で言うとIgnite Your Frail Mindのブレイクダウンはかなり素っ頓狂で面白い。

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No No No - No No No

茨城のハードコアバンド2021年1stアルバム。レコードでミックス違いの2バージョンリリースされたものをCDでは1枚にまとめている。つまりCDを再生するとミックス違いで同じアルバムを2回聴くことになる。

かなりいい!甲高く早口で叫ぶ女性voと短くて性急な演奏が噛み合ってものすごい体感速度だ。特にJapangはすごい。緩急のついたEnd of ideologyも良い。ちょいちょい歌メロが挟まれるのもいいアクセント。メロディを歌うのは正直下手なんだけど、パラノイア気味の歌詞と相まって心理的な重圧がある。

ミックスについては、前半はラフで生々しく、後半は迫力や音圧重視。ハードコアパンクを聴く気分なら前者で、もっと大きなくくりでのエクストリームミュージックが聴きたいときは後者かな。

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