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20210816日記+音楽簡易レビュー

労働

今日から労働再開。自分と上司の二人のみ出勤。あまりにも身が入らずにびっくりしたが上司も同じ気分のようで、始業からずっと気だるい空気感が流れた。定時になるやいなや二人同時に足早に退社。

 

シャニマス

Landing Point甘奈編クリア。甜花と対になっている気はうすうすしていたけど、ここで【秘密のがんばり】を持ってくるとは!甜花編では現在地点として描かれた「頑張る」が甘奈編で結果の過程として捉えられていて、GRADでは器用ゆえの苦悩が描かれていたのに対して今回は結果を出せないもがきの中で過程としてのがんばりを見つめ直す。ある意味原点回帰なのかも(初期sSRを原点というべきかどうか)。

最後、これまで甘奈の苦悩を見抜いてきたPに対して、「プロデューサーさんが頑張ったこと/だけど、誰も知らないお話」を要求する形でPへの人間的興味が描かれていたのは、「信頼できるかっこいい大人」からさらに踏み込んだ親愛の現れとしてものすごくいいシーンだと思った。Pラブなんて言葉いらないと思いますよ。

 

音楽

届いたCDを少しずつ聴いている。

 

In Flames - I, The Mask

2019年作。前作Battles、前々作Siren Charmsに比べれば引き締まった曲が多いが、どうしてもメロディが弱い曲が多い。メロディに振り切ったIn This LifeやStay with Me、攻撃性とキャッチーさを両立したタイトル曲やI Am Aboveがかなり優れているせいで、かえって他の曲の中途半端さが際立ってしまう。

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彼らの作品はA Sense of Purpose以降を一括りにされがちだけど、Sounds of The Playground Fadingはメタルの攻撃性を犠牲に(スピードチューンでさえ例外ではない)、壮大なスケール、優しくてちょっと切ない膨大なメロディに特化したという意味で全く異質かつ高品質。オルタナロック化していった彼らの経歴の中で、アルバム全体でオルタナロックのスケール感を取り込めたのはこの作品だけだろう。他の作品はどうも全体としてコンパクトすぎる。

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Team Cybergeist- How to Destroy Something Beautiful

DOPEのドラマーによるインダストリアルメタルプロジェクト2009年作。KittieのボーカルやPIGのRaymond Watts、Morbid AngelのDavid Vincent(!)など、多数のゲストを呼んでいるがかなり玉石混交。前半はキャッチーに、後半はMinistryチックな硬派な曲が多い。「こういうの流行ったよね」感が今となるとややキツいか。この曲がおそらく一番激しいが、途中のスクラッチ風の演出をボーカルエフェクトとして使う辺りとか、流石に2021年にはこっ恥ずかしい。

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ちなみにDOPEの曲ではこれが一番好き。サビの歌詞が世界最悪なので。

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Violent Breakfast – Nient'Altro Che Tempo

イタリアはピサの王道激情ハードコア2007年作。現代ブラックメタルともリンクしそうな1曲目を始め、とにかく全体的に質が高い。「正直Raeinを激しくしたら似たようなもんだな」とは思うけれど、丁度いい味付けになるシンセといい、定番の絶叫ボーカルといい、とにかくこういった音楽に求めるものが全部入っている。

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