ウゴガベ

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2022年12月第5週&2023年1月第1週の日記+簡易旧譜レビュー(Angel Witch, Cretin)

ugogg.hatenablog.jp

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書きました。

 

12月第5週あったこと

仕事納め。ちょっとレアな業種ということもあり、本当に暇な一週間だった。
実家で年越し。紅白を見ながらしこたま酒を飲んだ。K-POPはどれも日本語版をやるんだなあ。THE LAST ROCKSTARSに関しては「曲のダサさを絵面の圧倒的カリスマ性で誤魔化すな」と思った。藤井風の「死ぬのがいいわ」を初めて聴いたが今っぽい曲調に反して歌詞がほとんど演歌だったのでびっくりした。
実家の年越しそばが不味くてびっくりした。自分がそばどころで生活していることを実感。今度の帰省ではこっちからそばを持っていかないといけないだろう。

 

1月第1週あったこと

年明け。新年最初の映画鑑賞に2回めとなる『大怪獣のあとしまつ』を選択。やはり多少の美点が明確に見えるからこそ汚点を怒りを持って認識してしまう。この映画をよくする手段の一つとして、美点をすべて潰してしまい、少なくとも苦笑はできる映画にアップ(ダウン)グレードする、というのがある。
仕事初め。スイッチ入らね~~~残業しても入らね~~~。
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1クール終了。なんてご無体な……。
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険part6 ストーンオーシャン』見終わった。ちょっとしたアニオリ描写が説明を補っていて原作よりわかりやすい。最終回OP/EDの演出には度肝を抜かれた。声優の演技がつくと、最終回で「なんでもない人たち」になった人たちの軽さに涙を誘われる。

 

読んだもの

news.yahoo.co.jp

居住地というものに対する考え方の違いでため息が出た。地域集約をはじめとしたアイデアが議論される自体は別にどうでもいいが、それ以前の考え方として、生命が死ぬ星の地震で死ぬ国の雪かきで死ぬまちにそれでも暮らすのだという個人の意志に他人や政治がごちゃごちゃ言ってくんじゃねー。こっちが頼んだときだけ家と金を用意しやがれ(この言い方牙崎漣みたいですね!?)。

dot.asahi.com

一昨年の記事。ページ4の話が最悪で笑っちゃった。

www.snrec.jp

2010年あたりから、Tzadikの動向は一切掴めてない気がする。ニーハオ!!!の一部旧作くらい?

 

思ったこと

ある人から「高校生・大学生の頃、『ああ、今青春してるな』とか『ここで参加したほうが大学生らしい生活ができそうだ』とかどこか俯瞰的に思いながら行動を選択していたよね」と言われ、全然そんなことなかったので驚いた。むしろ、あとから振り返ってみたらいろいろなアクティビティがあまりにも青春していたので「えっ、私って青春してたんですね!?」とびっくりしたくらいだ。

哲学や思想に関する書籍のタイトルを見て「面白そうだな」と思っても、裏表紙/推薦文等で「生きるヒント」「現代社会を生き抜く」みたいな、人生に対するお役立ちを掲げている本だと分かった瞬間に唾を吐きたくなることがある。ほしいのは思考への問題提起や手助けであって、それを人生に活かすというのがすごく嫌。逆に、人生をどんどん悪化させ、他人を不幸にする思考であっても自分が考えたいのであればどんどん深めたい。

 

音楽

Angel Witch - Angel of Light

angelwitch.bandcamp.com

NWOBHMマニア界においてトップクラスのメジャーバンド、2019年3rd。2ndの地味&辛気臭い作風は好みだったのだが「どうせ3rdも同路線だろうしこの1枚を聴き込めばいいか……」と思ってスルーしていた作品。聴いてみると1曲めがかなりハイテンションなメタルで自分の思い込みを反省した。2.Death from AndromedaはB級極まりないタイトルだが曲もいい意味でB級臭く、サビのDeath! From! Andro~me~da~!のダサさとキャッチーさはちょっと凄すぎる。他の曲も、前作よりもギターのメロディが充実しながらもカビ臭いままでおすすめ。ただ歌がちょっと下手になったな……加齢ゆえにだろうか。

 

Cretin - Freakery

cretin.bandcamp.com

カリフォルニアのグラインドコアバンド2006年1st。私がグラインドコアにハマり始めた時期には2ndがリリースされていたのだが、デスメタル要素が強く当時の私にはハマらず、bandcampもサブスクも浸透してなかった時期なので旧作を遡って聞くことはなくスルーしていた。
音楽性を一言でいうと「100%のRepulsionトリビュートバンド」で、2パターンしか無いBPM、3パターンしかないドラム、メタル度の低いリフ、勢いだけのギターソロ、やや低めのだみ声voによるシンプルなグラインドコア。とにかく声がにている。案外Repulsion直系のグラインドコアは少ない(ほぼすべてのグラインドが言ってしまえばRepulsionの傍系なので)ので貴重な作品だし質も高い。