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2023年3月第2週の日記+簡易旧譜レビュー(Monotrophy, WRENCH)

あったこと

仕事がクソ忙しすぎてすっかり体調が良くない。

週末は結構片付けをした。書類関係の整理が進む。不用品もある程度オフハウスに売った。

後期GISMとかGAUZEのアナログオンリー音源とかもある。The BonesのEPとかプレミア化していてびっくりした。パンクオーラマに収録されるようなバンド、NoFX以外本当に一切知らないのでゆっくり聴いていくぞ。

妻がいちごジャムを作っていた。果肉が殆ど残るように作っていたのに、ジャムの色は市販の、果肉が殆ど残っていないジャムと同じ濃さの赤だった。よく考えたらいちごの赤って表面だけだから表層が溶け出すだけで十分赤くなるのか。

5曲だけやってみよう。

Bullet For My Valentine - Last to Know:アルバムの中でも特にメタルコア色が強い。サビでテンポを上げてスクリームが前面に出てくるのがいい。2番サビ以降のコテコテのモダンメタルなギターが好き。

如月千早&萩原雪歩 - inferno:良くも悪くも、二昔前のシリアス声優ソング。歌唱力は圧倒的に千早なんだけど雪歩の妙に切迫した、言っちゃえば、ちょっとメンヘラ/ヤンデレっぽい声質が曲に合う。シンセの音がしょぼくてセリフがくどい。

Whiplash - Hiroshima:ボーカルが血走った絶叫スタイルの人から中途半端に歌メロを歌う人に交代した3rdアルバムの楽曲。サビで緩急をつけたかったんだろうがせっかくのテクニカルな演奏の勢いをそいでいるだけ。

Embalming Theatre - Shoes Made of Human Skin:Torture Incidentとのスプリットから。ボーカルがめちゃくちゃ低音、楽曲はAgathocles系のグラインドコア

Wovenwar - Death to Rights:As I Lay Dyingのvoが懲役刑を受けている間に活動していたバンド。この曲に関してはクリーンボーカルオンリーのメロディアスなモダンメタルで、キャッチーだけどフックはない感じ。

メタルばっかりだ。Walkmanにはノイズ,フリージャズ,前衛,電子音響系をほとんどインポートしないので偏りが出る。

 

音楽

Monotrophy - MiCAS

monotrophy.bandcamp.com

フランスのデュオによる2018年の2曲収録EP。キャッチーな変拍子フレーズで上モノが変化していく曲と、ハンマービートとアンビエント系のギターがボルテージを上げていくさまが熱い曲の2曲を収録
Destination Tokyo期のにせんねんもんだいをラフなロック寄りにした感じもあり、そういうのが好きな人におすすめ。

 

WRENCH - Clinic of“SATANIC”

www.youtube.com

日本のサイケデリックハードコアバンド2001年4曲入りEP。4曲と言ってもタイトルトラックが24分あるので総ランニングタイムは36分強。
一曲目から疾走感のある軽快なハードコアに歪みのないボーカルが乗っていて気持ちがいい。ギターメロディも秀逸。タイトルトラックである二曲目がサイケデリックなインストの大曲で、サイケっぽいタメを要所で聴かせつつも、どこか後期Mad Capsule Marketsからサイバー感を抜いたようなノリの良いパンクサウンドでずっと痛快な印象が続く。BPMがほぼ一定なのがいい雰囲気を出している。最終曲はレゲエ風の小曲で楽しそうなこと以外特に言うことはないが3曲目もギターのセンスが光る。おすすめ。