ウゴガベ

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20220530日記+簡易音楽レビュー(Leatherwolf, Invocator)

日記

先週で繁忙期がひとまず落ち着いたのと脳内にずっとキンモクセイの「さらば」が流れていたせいで仕事にならなかった。

シャニマスの更新情報を確認した。

とりあえずの反射的感想。あとはライブ周りが改善されそうで良かった。パーフェクト判定ゆるくなるのは甘すぎるだろと思ったけど。

 

音楽

気力がないのでそれぞれ短め。

Leatherwolf - Leatherwolf

www.youtube.com

1987年作の再発。キャッチーな歌メロや分厚いコーラスは当時隆盛を誇ったLAメタルのそれなんだけど、楽曲の骨子がハードな曲はNWOBHM、ポップな曲はメロハー系なので軽薄な印象がなく総合的にはかっこいい。もったいぶり過ぎの嫌いはあるがたいそうドラマチックな1.Rise or Fallから歌メロで魅せる2.The Callingという流れに隙がない。

 

Invocator - Excursion Demise

Excursions Demise

Excursions Demise

  • Invocator
  • Rock
  • USD 9.9

music.apple.com

1991年1stの再発。Kreatorばりに爆走しながらも独特のリズムチェンジやストップ&ゴー、捻くれたリフなどで常に違和感を湛えた独特の雰囲気がめちゃくちゃかっこいい。ボーナス・ディスクはデモ音源の寄せ集めで、一部楽曲は音質が最悪だけどアルバムよりかなりシンプルなKreator直系スラッシュメタルが聴けてこれも良い。

 

Invocator - Weave the Apocalypse

Weave the Apocalypse

Weave the Apocalypse

  • Invocator
  • Death Metal/Black Metal
  • USD 9.99

music.apple.com

1993年2ndの再発。一気にスピードを落とし今でいうグルーヴメタルに近くなったが、奇妙なリフや独特のリズムチェンジといった要素が一切減退していないのと、冗談の通じなさそうな冷徹な雰囲気のお陰で独自性のある一作になっている。一部楽曲で見せるキモいリフの過剰な反復がかっこいい。ただ総合的には1stのほうが好き。ジャケットが初期デュエルマスターズみたいな不気味さで最高。

20220529日記

日記

家の掃除を結構やった。収納の改良にも取り組んだが試行錯誤だけで終わったと言っていい状態。

音楽レビューってほどの話じゃないので日記カテゴリで書くけど、今日はキンモクセイの1stアルバム「音楽は素晴らしいものだ」を何周も聴いていた。70年代ポップスへの憧憬を隠さない「手の鳴る方へ」「二人のアカボシ」「僕の行方」といった名曲、あまりにも大滝詠一な「七色の風」など、若干の歌詞の小恥ずかしさはご愛嬌の充実した楽曲群が詰まった好作品。
そして何より最終曲の「さらば」!様々の複雑な感情を飲み込んで曖昧に手をふるような歌詞が明るいサウンドに乗る独特の雰囲気がめちゃくちゃに好き。
曲名に反してアニメ「あたしンち」ではOPとして採用されていたけど、社会と一旦サヨナラをして家に帰る曲だからホームドラマに限ってはOPでいいのだ。

今なお凄いOP映像だなと思う。20年前か……。

0:45あたりのこのシーンのことです。何気なくメモを見て「──おや?」という顔をする女性。
これが本編で流れたならばシリアスにもコメディにも転びそうなカットだけど、これは何の伏線でもなく、本編は奥にいるモジャモジャが主役(級)を務め、この女性は毎週(金曜日だっけ)OPにだけ姿を見せた。彼女にもこの後、アニメにしたら面白そうなエピソードが起こったのかもしれないし、起こらなかったのかもしれない。しかしそれを我々が覗き見ることが出来ないのは、その出来事が「モブの話」だからでも「つまらないから」でもなく、たまたま「あたしンち」が立花んちの物語だからに過ぎないのだ。
この短い映像で「アニメにも漫画にもならない物語」が無数に存在し、視聴者である自分も主役でありモブなのだということを幼い世代に示した功績は大きいと思う。

20220528日記

日記

隣県に住む友人の引っ越し手伝い&近況ヒアリング&飯奢られ。自分の生活圏の外にある郊外は、生活圏に近い郊外とは違うものごとが多くて面白い。街並みから家賃相場まで、徹底的に自分の「この県の郊外」イメージとズレていたので新鮮な気持ちだった。

運転中はずっとスラッシュ/デスメタルバンドInvocatorの1stと初期音源集を聴いていた。超かっこいいぜ。2ndも買ってるので、感想を後日まとめたい。
あ、匿名ラジオCD vol.2も聴いた。ゲスト回の後半で死ぬほど笑いました。

 

良いインターネット

note.com

気持ちが沈みそうだけど面白そう。

katazukeshuno.com

最後の「ゴム栓吊るし」天才じゃない?

20220527日記

日記

昨日まで死ぬほど忙しかったのだが今日から一定の落ち着きを取り戻したので、溜まっていた書類仕事やらなんやらを凄い勢いで片付けた。凄い勢いでも終業時刻までかかりっきりだったので相当な量だったらしい。

 

良い漫画

www.sunday-webry.com

面白かった。田舎の育ちなので見に覚えのある空気感も含めて良い読後感が残った。学生時代の「同じクラスの違う層」どうしの交流って、実際に体験していた当時から何らかのドキドキを感じていた気がする。アレを丹念にすくい上げた漫画だ。

感想に「グッピーの死体を川に流すな」というのがあって結構素直にびっくりした。むろん法的にも環境的にも本当にダメな行為なんだけど、ここで二人が秩序に与する必要なんか無いじゃない……。
あと「水の入った水槽を運搬するなんてリアリティがない」という人もいたがメダカ/グッピーを数匹飼育するサイズの水槽は二人がかりなら余裕で運べます。でかい水槽が基準になっている人にとっての"リアリティ"という気がする。

心をフラットに保ちたいという欲が強くて、いい作品に触れたあとは必ずネガティブな意見やアンチコメントなどを探すようにしているんだけどやめたほう良いんだろうな。のどぐろって美味しいなー!と思った日の夜には絶対「のどぐろ 不味い」で検索するような日常。

 

良いインターネット

shugou17.hatenablog.com

amass.jp

Q:もし、あなたを街で見かけたら、どう声をかければいいですか?

ただ褒めるだけでいい。こう言えばいいんだ。“あなたは唯一無二のリアム・ギャラガーですか?”と言って、お辞儀をしながら近づいてきてくれ。

最悪なのは? “ハロー、ノエル”だね。

"節"だ。

20220526日記+簡易音楽レビュー(Beowülf)

日記

膿の滲出が一向に治まらず、強引に中休みをとって病院へ。やはり前回の抜歯よりかなり難しい手術だったのか治りが遅いとのこと。薬を追加してもらい、多少症状が緩和。

仕事でしっかり目のミスをしてぐったりしてしまった。相手方のほうがよほどぐったりだろうが。でもまあ何はともあれ今月の大きな仕事は終わった!

 

音楽

Beowülf - 2 Cents

www.youtube.com

※探せばspotifyでも聴けます

アメリカのバンドによる1995年4th。wikipediaはじめ複数サイトに「クロスオーバースラッシュ」との表記があるが、少なくともこのアルバムはスラッシュメタル要素はほぼなく、メロディアスなスケートパンク。よく通る声のボーカルが曲のメロディを印象付ける。
楽曲に新規性はないが意外とリフが良い。1.Throw Your Rockやタイトルトラックなどで前半を盛り上げたあと、6.Life Ain't Life's Only、7.Lack of Knowledgeとシリアスな良リフ楽曲が中盤にあることでアルバム全体が引き締まっている印象を受ける。後半は多彩さを重視している感じが好みが分かれそう(私はハマりませんでした)。
パンクとして聴けばなかなかいいアルバムだけど、ジャケットやバンドロゴ(uにメタルウムラウトもついている)でグルーヴメタルを期待したり、ネット情報鵜呑みにしてスラッシュメタルを期待すると最初は本当に失望する(した)。
タイトルトラックは映画「タンク・ガール」のテーマソングになったらしい。

 

 

20220525日記

日記

親知らず抜いた穴、抜糸も終わったあとなのに膿が止まらずずっと"やや痛"である。数日様子を見て変化がなかったら病院で抗生物質もらおうかな。
といっても来月半ばまで仕事もプライベートもかなり用事が詰まっており休日でさえ病院に行く時間を作るのは難しそう(案外なんとかなるものだが)。

公私共にノンストップのスケジュールと肉体的ダメージで結構疲労が蓄積している感じがある。

最近何も考えずにバカスカCDを買いまくっており、デスクの一角が城壁のようになっている(ある程度聴き込むまでは棚にしまわないようにしている)。

昨日フィットボクシングをやり忘れたことに気づいて絶句した。

 

20220524日記+簡易音楽レビュー(Deviate)

日記

口内の縫い糸を除去!気分がスッキリしたが、前の抜歯よりも治りが遅いらしいので衛生には前回以上に気をつかう必要がありそう。
労働のあと、田舎の寄り合いの飲み会に顔を出してきた。インターネットをやっているとつい忘れてしまうが、田舎のおっさん多めの飲み会の娯楽といえば未だに怒号、肩パン、セクハラ、嘔吐である。肩パンは娯楽としての利用のほか、セクハラを諫める軟弱者や若者への純粋な攻撃手段としても活用できるため汎用性が高い。フルトーンのOCDと同じ。酒を飲んでいないが異様に疲れた。

 

音楽

Deviate - Thorn of The Living

www.youtube.com

ベルギーのバンドによる1997年4thアルバム。
音楽性としてはヘヴィなメタリックハードコア/メタルコア。グルーヴメタル/スラッシュメタル系のリフワークも結構ある。この時代でハードコアサイドのバンドがグルーヴメタルをここまで血肉にしているのは凄いのでは……?
楽曲はスローパート多めのマッチョな楽曲が多いが、速い曲も多少あるのとシンガロングがキャッチーなので全体としては痛快で攻撃的な作品という印象。
特に凄いのはボーカル。獰猛な獣のようで、Hellchildのツカサ氏の蛮獣声をハードコア風にラフにした感じとも言える。
気に入ったのはキャッチーなコーラスが気持ち良い1.Thorn of The Living、緩急をつけながらもどのパッセージも壮絶な10.21st Centuryあたり。