ウゴガベ

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20210824日記

労働

私の住む地域でもコロナ禍が拡大傾向で、仕事にかなり影響が出ている。

50人いなければ成り立たない仕事をするために、感染対策で150人のキャパを確保し、無事に50人の募集があったが、前日にコロナを理由に参加者が激減し15人に!さあどうする!というような仕事が最近はずっと続いており、精神を削られている。忙しいのは良いけど振り回されるのは本当に嫌だ。私みたいなやつがプッチ神父に利用されて惨たらしく死ぬ。

そもそもこのご時世に「なんとしても人を集める」という業態を貫かなければいけないというのは少し精神的に重荷。一応後ろめたい仕事ではないです。たぶん。

 

インターネット

見てない人には何が何やらのお話。

Twitter本垢TLで嫌なツイートとを見かけ、経緯を辿ったりしてもやはり嫌な考え方と物の言い方だったので、嫌だなあという趣旨のことを書いた。政治系の極端なアカウントは嘘の引用や意図的な誤訳を使った情報戦をすることがままあるけど、そういう悪意に基づいたやり口ではなくとも、言ってない単語をちょっとだけ織り交ぜたりちょっとしたニュアンスを変えることで、嘘つきの誹りは避けつつも話題の有り様を捻じ曲げるという行為は、わざとなら最悪だし、無意識ならちょっとした機会になんとか気づいて欲しい。自分もやってるのであれば今すぐにでも気づきたい。

 

ホラー?

 増田こうすけ原作のギャグホラー漫画。本当にギャグとホラーをぴったり半々で両立させているのがすごい。ギャグマンガ日和ではギャグとして出てきそうなものがそのままホラーのモチーフとして出てくるのが面白い。異質性という意味でやはりホラーとギャグは紙一重なんだろう。

岸辺露伴は動かない」っぽさもある。

 

Twitterで海に関する言及を見てふと思ったこと。

サザンオールスターズの「TSUNAMI」を不謹慎だと思ったことが特に無い(友人知人はともかく、家族が死んでいないというのは大きい)。私をを殺さんと人家やハイエースや船や人を運びながら向かってきた津波と比べたとき、ただ単に「桑田佳祐が思う津波、嘘過ぎて草」と思って笑えてしまう。トラウマへの防衛機制なのかもしれないけど。「津波のような侘しさ」――いくらなんでも違いすぎて面白い。オモコロチャンネルの支離滅裂なボケみたいだ。この嘘っぷりのおかげで傷がえぐられないというのはあるのかもしれない。

 

海2

海を「人間が認識しているその空間/時間においては変化しないもの」というイメージで捉えている人はそれなりにいる気がする。

実際は半日ほどもじっと見ていると、海というのはその姿を大きく変える。物理的には満ち引きだとか太陽の位置だとか、海面下でどんな生物がうごめいているタイミングかなどが関係していると思うけど、もっと感覚的に、あまりに大きなうねりが目の前で起こっているとわかる。

一瞬を切り取ってもそうだ。輝き、形、色、音、すべてが毎秒異なる。嵐の夜に荒れ狂う海も、その荒れ狂い方は一度たりとも繰り返されるものがない。嵐の夜に海を見に行くのは本当は駄目なことです。

歌詞、小説、漫画などの海は、ちっぽけな今の自分に対する巨大な不変として描かれたり、夏にブチ上がっている自分の瞬間的な現在地として描かれていることが結構多い気がする。そういった世界観では、海が姿を変えるのは「次また海に来たとき」がちじゃないか。この感覚が自分の中ではあまり馴染みがなく、例えば漫画で時間が経過しているシーンに海が出てくるとき、海のタッチがそれぞれ変わっていると「おっ」と思う。

ちょっと頭の中にあるイメージで語りすぎている文章かもしれないなこれ。「気がする」だの「思う」だの。ダノンヨーグルトって最後に食べたのいつだろう。

実例を一つ上げると、「よつばと!」5巻の海水浴回はすごい。海の光り方とさざなみの形が時間経過を描くときでも一瞬を切り取るときでも全て違っていて、なおかつ「いつ」を描いているのかが実感を伴ってわかる。

 

音楽

X - Art of Life

特に理由なく今まで聞いていなかったけれど、めちゃくちゃ良い。シンフォニックスピードメタルとしての形式は大枠として崩さないまま緩やかな起伏で飽きさせない。というか30分未満なのだから、曲間無しのアルバムとして聴けば短いくらいだ。途中のピアノソロも最初のフレーズの変奏という感じで聴いていたし、コンセプト上荒れ狂うパートだろうとは思っていたので、世間の評判ほど異物感もなかった。とにかく凡百のメロスピであればキターチューンに入れているであろうリフをこれでもかと詰め込んでいるのが素晴らしい。

フルのライブ映像が公式で上がってるのすごいな……。

www.youtube.com