ウゴガベ

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2023年8月第4週~9月第2週の日記+音楽レビューツイート簡易まとめ

すっげ~日記サボっちゃった。なんか……ダルくて……。

あったこと

職場に短期インターンシップ生が来ていた。後輩辞めてインターン生に入社してほしいくらいだった。就活もまだ始まってないような学生が緊張しながらも自信の成長と企業の見極めを両立させようと奮闘するのを見ていると「せめて嘘がバレたら謝れ」もできない後輩に対して憎しみに近い感情が湧き上がってしまう。無論こちら側の教育力の無さも問題なんだろうけど、褒めて育てるっつってもコウペンちゃんレベルの褒め方すら難しいし(知らない人にあいさつできて偉い!とかすら言えない、できないので)、厳しくも丁寧に指導する、というやり方は外部のキャリアカウンセラーとも相談してかなりちゃんとやってるつもりなのだが本当に一切の効果がない。無視されるとどうしようもない。こっちも仕返しで雇用契約無視してクビにしたりできないのか?それが無理ならせめてパンチだけでも

仕事ではこういう事もあった。自分の本心の部分には全然社会人らしさが根付いていないことを感じてしまう。名刺交換って未だにちょっと面白い。

スマートフォンをZenfone9に買い替えた。小さくて軽いのに今まで使っていたZenfone7と使い勝手は遜色なく、それでいて7の大きな欠点だったフリップカメラの煩わしさがなく、ジンバルカメラのおかげで手ぶれ補正が滅茶苦茶効く。つい先日10の発表があったけどこれで十分。

ジョジョ9部となる『ジョジョランズ』1巻を読んだ。めちゃくちゃ面白いな……キャラが立ってるし、クライムサスペンスにスタンドバトルと、熱心なジョジョファンでなくとも盛り上がるであろうサプライズが絡んでスピード感がある。ジョジョリオンは1巻までだと謎を配置して終わったしまいかなりスロースターターだったのが印象良くなかったので嬉しい。今後も楽しみだな。スタンドとしてキングクリムゾンのMatte Kudasaiが出たのには抱腹絶倒したけど。もっとクリムゾン関係だったらスタンド名にできそうなのあるだろ!?同じアルバムでもElephant Talkとか……。でもそうやって無意味な違和感で読者を惹きつけられるところも天才たるゆえんなのかもしれない。

隣町の祭りに行って飲み食いをした。蚤の市をやっていたので覗いてみると東京五輪当時の記念コインがケース付きで売ってたので買った。300円とかだったような。

作った。見た目の社会不適合感というかアウトサイダー感はさておき、防音用として一定の効果はあるっぽいのでとりあえず色々使ってみる。

ニューバランスのスニーカーを買った。今まで知らんメーカーの安物かコンバースしか履かなかったので「スニーカーってこんな軽く快適でいいのか!?」と思った。側面の"N"デザインがどうしても好きになれないんだけど、この快適さの前ではどうでも良くなってくる。
慣らしも兼ねて近所を散歩。存在すら知らなかった史跡などを発見した(この田んぼから土器が出ました、みたいな看板が田んぼの端に立っていた)。散歩って、ハードコアパンクみたいな「体動かしながら聴きたいけど、あまり激しい運動だと聴きこむ余裕がなくなる」みたいな音楽をちゃんと聞くのに良いね。Sick of It Allには、深く腰掛けて聴いてしまうと感じ取れない音が存在する。あとめちゃくちゃ怖いお地蔵さんもいた。

 

ニチアサ

プリキュア
良くも悪くもゆる~くやっている。今週は新プリキュア登場回だったのだがかなり意識的に予定調和をやろうとしていて、ストーリーは大した山がなく優れた作画と演出で盛り上げるかんじ。悪くないけどもうちょっと欲しい気持ちも。ただやっぱり変身バンクの出来が良すぎるんだよな。あと主人公のソラがいくらなんでも可愛すぎる。ココス奢りたい。なんか界隈が炎上してるけど作品とは無関係なので無視。
仮面ライダー
ギーツが終わった。途中で不満や引っかかる点も少しはあったけど、最終的に大満足の大団円。令和ライダーの最終回でこんなに晴れやかな気持ち&〇〇ロスを感じたのは初めて。
私はこういう作品に子供向けのメッセージがあってほしい人間なんだけど(それ故にリバイス最終回の雑さは許せなかった)、「人生は決して奪い合いではない」「人生の価値は他人に消費されたり他人を不幸にすることでなく自身が望む幸せを求めることで、それは他人の幸せを奪うものでなければエゴイスティックでも利他的でも良い」という終わり方をしたのが嬉しい(作品後半はシャニマスの『ストーリー・ストーリー』とも共鳴する物語でした)。
特に、憎しみを糧に参戦し、後半は自棄気味の贖罪に囚われ、常に苦しみながら死闘を重ねた道長が1年を経て願うのが自分の小さな幸せである「旨い肉を食う」だったのはぐっと来た。
最後のセリフが、主人公が次作主人公に向けて穏やかに言う「……幸せになれよ」だったのもすごく良かったな。子どもたちに対する「君たちが生きる世界の摂理はライダーたちが守ったよ」というメッセージにも感じられて。それでいて敵キャラとして「タチの悪い年齢層高めオタク」を置いて、いわゆる大きなお友だち層に釘を差すような性格の悪さも良い隠し味になっていた。
あとアクションも滅茶苦茶凝っていた。CGの演出も様になっていたけれど、殺陣が練りに練られていて、装備のギミックをフル活用しながらアグレッシヴな肉弾戦をやりまくるスタイルは、ジョジョにおける3部の痛快バトルと4~6部の能力応用の面白さの雪中っぽい感じでもっともっと見たかったな。他のライダーでも踏襲されるのだろうか。
新番組のガッチャードは今のところなんとも言えない感じ。まだ話がふわっとしていてキャストの顔がいいことしかわからない。
戦隊
キングオージャーは第1部完&第2部へ。
第1部の終わり方はなかなか衝撃的だった。前回の日記でも書いた地底王国バグナラクの王デズナラクと主人公ギラが交渉に挑む。ギラが「どちらかが先に謝るしか無いから」と多くのデズナラク兵たちを殺したことを謝罪し終戦を提案する。劣勢の自分に対する憐憫と感じて憤慨するデズナラクだが、それに対してギラは「人間を舐めるな。お前らに負けても人類はふたたび立ち上がる、負けた日を忘れない、いずれ復讐する、だから戦争は終わらない、だからどこかでどちらかが率先して謝って手を引かなきゃいけない」と語る。
ラスボス戦がほぼ交渉なのも面白いし、いわゆる「人間を舐めるなよ!」の負の側面を取り上げたり、人類の正義を示したり正義と正義のぶつかり合いとかではなく泥沼化した状況におけるベターな選択としての終戦を呼びかけるというところに、ファンタジックな世界観の子供向け番組であっても大事にしようとしているらしいリアリズムを見る。
土下座して謝罪するギラ(ギャグでなく戦隊レッドが敵ボスに土下座するというのも衝撃的だ)を見て、デズナラクは思わず剣を取り落とし「これで、こんなことで終わるのか?」とつぶやく。その時の「謝罪一つで許せるはずがないという怒り」「その言葉で剣を振るえなくなった自分への悔しさ」「人類がたとえ一つでも過ちを認めてくれた喜び」「もしかして俺が先に謝ればもっと早く終わったのかという後悔」のすべてが滲んだようなデズナラクの震える声色がすごい(配信で見てほしい)。
しかし、そうして和平への道が見えてきた直後、実は上位存在からの尖兵であった側近の裏切りにあい、デズナラクは熱線で焼き殺されてしまう。そこの地面はデズナラクの形をした影のような跡が残り、後日彼が守っていたロボットがそこに一輪の花を供え、彼の物語は終わる。明らかに広島原爆の「人影の石」に着想を得た描写だろう。
放送が8月中盤であることも含めて、かなり強い反戦メッセージを込めた回だと思う。ともかく、デズナラクの悲しみを背負い、人類から祝福されることなくハイブリッドであるジェラミー王が即位して第1部終わり。2年後の第2部へと舞台を移す。
第2部では面白半分で地球に干渉する上位存在が敵になった。今週はいわゆる「俺とお前が入れ替わっちゃった~~~!?」的な回。敵の動機がそもそも面白半分なのでコミカルな展開も導入しやすくて良いね。アフレコじゃなくて本人の声で入れ替わり先の人の演技をするタイプの入れ替わりだったので各俳優の演技の面白さが出ててよかった。ジェラミー役とギラ役の人は演技が上手すぎる。
人類からバグナラクへの差別感情は概ね無くなったということが今週で初めて描写された。ジェラミー(肉体はギラ)の感慨深げな「2年か……」にグッと来た。今後の展開が楽しみな感じだけどラクレスは出てくるんだよね……?

 

小ネタ

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マジで同じじゃない?


音楽

本当はレビュー書きたいんだけど面倒くさいので、音源へのリンクを含む音楽系ツイートまとめで代えさせていただきます。文中で苦言を呈していない作品は大体おすすめの意味でツイートしてます。